hiro@krathoorm

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ニューヨーク・マンハッタン島の公園のリス
この間、スペインと題して、
同じクラスのスペイン人N君の話を書かせていただきましたが、
今回は、もうひとりの同じクラスメートの
南アフリカ共和国出身のM君のことを書かせていただこうと思います。

このM君、英語が達者、というかおそらく母国語が英語だからだと思いますが
(注:ウィキペディアによると南アフリカの公用語は英語を含む11言語だそうです)
めちゃくちゃスピードが速くて、しかも発音がはっきりしないので、
私は最初、彼が何を言っているのか全く理解できなかったのです。
しかし、実はドイツ人のおばさんSさんはとにかく、他のクラスメート、先生も
彼の速さにはついていけてなかったようで、安心しました。
(一番ついていけてないのは私ですが・・・)

で、彼はつい最近までニューヨークの銀行で働いていたということで、
なかなかスマートな頭の持ち主です。
しかも、そのしっかりした顔立ちから、
てっきり40歳代くらいかと思っていたら、なんとまだ34歳とな・・・。
年下じゃないですか!
ちなみに私はどの先生からも26歳くらいに見えるといわれており、
少し嬉しい状況です(自慢)

彼は常日頃から先生に合理的でないことがあればすぐにその理由を先生に聞き、
先生が理由はない、ただ、気持のいいやり方をやっているからだ、とか、
技術が上がってこないとできないやり方だからだなどと
当たり前の説明を繰り返していることがこれまでに何度もあり、
そのたびに、私を含め、他のクラスメートもまた始まった!という感じになっていたのです。

そんな彼が、先週の夜の練習の時に、
マッサージの指圧ポイントの取り方が、先生によって全然違う!
と言い出したので、その場に居合わせたクラスメートが、
あーまた始まった!と思っていたのです。
私もクラスメートも、人によって体が違うんだから、ちょっとずつポイントも違うんじゃないの?
と言っていたのですが、
なんと、彼、次の日、授業で練習しているときに一番偉いY先生に
「P先生やK先生はラインの取り方を違うように教えた!」などと大きな声で
話はじめるじゃないですか!
私もさすがにこれには驚いたのですが、
先生が人によって体が違うのだから・・・と説明すると、
「確かに体は違うけど、骨の下になったり上になったりはしない!」
と主張して、その場に居合わせたP先生はY先生に「本当にそんなこと教えたの?」
ときつく言われて、ショックだったようで、
あとから「Staff Hさん、私ショックやわー」と半泣きになってました。

確かに、先生も間違っている時があるなーと私も思うこともあるのですが、
先生も生徒のことを思って言ってくれているのだから、と
その部分は黙っておいた方がいいなぁ、と考えて聞き流しているのです。
で、他の部分では、さすがに先生とあって、いいテクニックを教えていただけるので、
普段からいい人間関係を築くためにも、先生の間違いを特に他の先生に言ったりは
しないですね。
しかし、そういうのはきっとアジア(中国は違うかも・・・!?)特に
日本の考え方なんでしょうね。
しかし、私以外4人のクラスメートもM君ほどには徹底した追及ぶりを見せることはなく、
やはりそこにはニューヨークでの銀行員生活で培われたあいまいさのない性格が
出ているのでしょう。

彼の追及のおかげで、Y先生は再度生徒全員に指圧ポイントの確認を
自らの体でしていただけたので、
結局私には非常にいい授業になったのですが・・・。

最初全然わからなかった彼の英語も、最近は少しは分かるようになり、
話をしてみると結構面白い奴ということがわかり、
また、意外と礼儀正しい部分も持っているので、
前回のスペインのN君ともども、愛すべき人であるには変わりなさそうです。

このメンバーで一緒の授業を受けるのもあとわずか!
今週から来週はテストずくめです!

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