【セットリスト・詳細レポ】林哲司 SONG FILE with Special Guest 菊池桃子 -Live “Again”- at ビルボードライブ大阪 20221203 2nd Stage

林哲司さんのSONG FILEライブへ行ってまいりました。
このライブ、本当は8月に「-City Pop in Summer-」として開催予定だったのですが、
諸事情(と今回のライブでおっしゃってました)で中止になってしまい、
チケットも強制的に払い戻しになってしまったので、
非常に残念に思っていたのですが、なんと、冬に開催が再度決定。
楽しみに待っていたライブでした。
スペシャルゲストに菊池桃子さん。
これまた夏に発表された、桃子さんのアルバム曲をセレクト、さらに新曲を加えた
「Shadow」を経てのライブ、桃子さんの隠れた名曲が聴ける数少ない機会かも、
そして、ビルボードライブのこのライブの紹介文に、
自分の長年ファンの原田知世さんの「天国にいちばん近い島」もラインナップされていて、
もしかして桃子さんが歌う???と密かに期待を寄せてライブ会場へ向かったのでした。
※手書きのメモをもとにしてますので、完全ではありません。
(書き留められなかった部分は記憶で補っています)
間違いなどお気づきでしたら、ぜひご教示ください。
※以下、現在作成中です。随時更新します。

開演15分前くらいに会場に入場。
BGMは「ふたりの夏物語」「北ウイング」「天国にいちばん近い島」など、懐かしいラインナップです。
(もちろんどれもオリジナルの歌手の方のものです)
19:24 アナウンス
19:25 スクリーン下がって、開演前のお願い。
19:29 消灯(珍しく定刻より少し早め)
青いライティングで
M0「BOYのテーマ(Inst)」
交響曲っぽいアレンジでした(後で、テラ戦士サイボーイのサントラの曲と説明が)
曲に合わせてメンバー登壇。最後に林哲司さんGuitar持って登壇で、「皆さんこんばんは」
M1「ふたりの夏物語」(1985、Vo.大和邦久さん、原曲:杉山清貴&オメガトライブさん)
・原曲に忠実なアレンジで懐かしい!
・大和さん、杉山さんのような歌声にも聞こえて、声の伸びも気持ち良い。
・林哲司さんのギターソロ部分も聞かせてもらえました。
・「Only You」の部分で、歌詞に合わせてコーラスのお姉さんが両手の指を会場に向けておられたので、
自分も真似してました(会場真似している人皆無^^;)
M2「天国にいちばん近い島」(1984、Vo.iCHiHOさん、原曲:原田知世さん)
・先日、林哲司さんが原田知世さんのラジオ特番にメッセージを寄せておられた中で、
この曲がご自身初めてのオリコン1位だったと語っておられました。
(自分、意外。そうか。明菜さんの「北ウイング」は年始発売の混乱と、あの曲に阻まれて2位止まりの不運だったんだ・・・。原田知世さんの(現在のところ)唯一のオリコン1位獲得曲です。)
・iCHiHOさんのボーカルも、特にサビ部分の伸びが新鮮で素敵。この曲をこういうふうに歌う方法があるのか!
・この曲を期待している人など自分くらいかと思えば、なんと間奏で拍手が起こって少し嬉しいハプニング。
M3「もう海には帰れない」(1985、Vo.富岡美保さん、原曲:イルカさん)
・富岡美保さんも伸びる声で、アダルティーな歌声が魅力。うまい!
・この曲自分知りませんでしたが、この後のMCでイルカさんの曲と紹介されます。
MC
・皆さん こんばんは。ようこそビルボードライブへ。
・昨年の夏以来のSONG FILE。今年も夏に予定していたが諸事情で今日に。
・タイトルも「Live"Again"」と新たに付けて、蘇生や新生(だったか?)をイメージ。
・最後までお楽しみください。
・SONG FILEのライブはヒット曲中心で楽しいという反面、何度か見ている方には、他の曲もしてほしいという声も。
・今回最初は夏開催バージョンを想定していたので、「ふたりの夏物語」「天国にいちばん近い島」を
・3曲目は、イルカさんに1985年に作った「もう海には帰れない」という曲。
・秋元康さんの作詞。出来上がった時に、「もう海には帰れない、イルカ」って書いてあって、ジョークかと思ったら、真面目だった。
・AKBとかすごいですよね。
・そういうことで初披露になった。
・次の曲も、映画主題歌。「宮澤賢治 その愛」、映画の中で使われる曲も作ったが、聴いてください。
M4「夢追いかけて」(1996、Vo.大和邦久さん&富岡美保さん、原曲:カズンさん)
・映画「宮澤賢治 その愛」(1996)の主題歌。
・この時気が付いたが、自分の席の斜め前に当日券を購入して飛び入りされていたと思われる、外国人カップルが
ノリノリだったのが印象的。
MC
・「夢追いかけて」聴いていただきました。
・次は、皆様お待ちかねの方。
・先ほど、オープニングの登場時にこれから登場する方の映画主題歌のサントラの曲を流していた。
・この曲でいつも登場して、帰りもバラードバージョンを使用している
・今日はせっかくご本人に来ていただいているので、この曲で登場してもらいましょう。
・菊池桃子さんです!(会場拍手)
・(菊池桃子さん、渋いワイン色(?)のワンピースで登場。)
・(桃子さん)こんばんは、菊池桃子です。今日は一緒に楽しんで行ってください。
M5「Blind Curve」(1984、菊池桃子さん AL「OCEAN SIDE」)
・一所懸命に歌われる姿が、アイドル時代から変わらない!!!
・桃子さん、「あなた」の歌詞に合わせて会場を指差したりで、会場大盛り上がり。
(やはり桃子さんのファンの方がほとんど?)
MC
・「Blind Curve」でした。
・菊池桃子さんとは35年ぶり。なんと今回初共演。
・(桃子さん)私がアイドルだった頃の曲は、全て林先生に作ってくださっていた。
いつもステージの袖から音楽監督のようにおられたので、
こんなふうに隣でギターを持っておられるのは不思議な感じ。
・(林さん)こちらも不思議な感じ。
・(桃子さん)今日の大阪で最後だと思うと感慨深い。
私自身も楽しませていただきたく
・(林さん)またやればいい
・(桃子さん)ありがとうございます。
私の音楽の先生、担任の先生のような方。
・(林さん)「担任の先生」だと距離を感じるので、「家庭教師」がよい
・(桃子さん)担任の先生の方が毎日会うから距離が近く感じません?
・(林さん)そういうことにしておきましょうか。
今回夏のバージョンで企画してまして・・・
・(桃子さん)仙骨という骨を痛めてしまって、思ったより重症でした。
とても良い治療に出会えて、すっかり元気に、最近では元気になりすぎて、
走るな、転ぶなと言われていた。
夏の時は「夏色片想い」を予定していて、今日も1stステージではやったが、
今の時期、皆さんはこの曲を聴きたいのではないかと・・・。
M6「雪にかいたLove Letter」(1984、菊池桃子さん)
・自分はこの曲の方が好き(汗)
・桃子さんの人気が急上昇していた頃の曲ですね、懐かしい。
・1番は左ステージの奥まで桃子さん移動、たくさん手を振ってくださった。
・2番は右ステージへ。今度は丁寧にお辞儀をされていました。
・2番の後の間奏で、Keyの久保田響さんにアイコンタクト。
・この曲、2番の最後で「切ない想い」を雪に書いて、リフレイン部分で「気づいてくれるかしら」っていう構成が
改めてニクイ。
・最後の「Merry X'mas」で会場大拍手。
MC
・(林さん)昔に帰って懐かしんでいただけましたでしょうか
・(桃子さん)タイムスリップしたような・・・
・(林さん)それはタイムトリップ、スリップしたのはあなた(会場微笑)
こういう冗談を言える間柄。桃子さんに提供した曲はどれも好きで、
それを集めたアルバムを出そう、となったときに新曲も、という話になって、
Shadowができた。この辺りは桃子さんにお話ししてもらいましょうか。
・(桃子さん)タイトル「Shadow」をイメージしたときに、最初はネガティブかと感じた。
でも、深い意味があって、日本ではシングル曲に注目が当たって、タイアップがついたりしているが、
年月が経って、海外で人気が出た曲は、B面やアルバム曲だったり、林先生いわく、
「この曲が???」という曲が海外で評価されている。
当時シングル曲に力を入れていたと思われているかもしれないが、アルバム曲なども
林先生が世界観を持って作ってくださったという意味を込めた「Shadow」。
その中で新曲の話をいただいたのは嬉しかった。
・(林さん)「奇跡のうた」は二人で相談して、この時期前向きな曲にしてみたかった
・(桃子さん)ちょっと距離があったので、ミーティングもできないし、録音もできない。
ただ、この部分、少しネガティブじゃないかと申し上げたり・・・
・(林さん)桃子さんからのご指摘で気づかせていただけた。
・(桃子さん)担任の先生はすごくて、みんなの意見を全部聞いた上で、ベストな選択をちゃんとしてくれる。
客観視した時に自分の意見が違ったな、と思うことも。
・(林さん)褒めすぎ。
・(桃子さん)謙遜しすぎ。(微笑)
・(林さん)「Shadow」だから、ジャケットもアート的なものに。別ヴァージョンのジャケットもそちらの方で本日発売・・・
・(桃子さん)先生、実は今日アルバム1stステージで売り切れ・・・。お耳に入ってませんでしたでしょうか?すいません
・(林さん)ではそのアルバムから。桃子さん曲紹介お願いします。
・(桃子さん)「Again」聴いてください。
M7「Again」(2022、菊池桃子さん、アルバム「shadow」収録の新曲)
・歌い終わった後、林さん「菊池桃子さんでした!」
桃子さん「どうぞ楽しんでください」(だったか)とおっしゃって退場。
・林さん「階段気をつけて!」「元気になってよかった」
MC
・コロナでみんなステイホームを強いられたりした。
・一方で、リモートワーク、リゾートワークといった新しい形で、自分自身や家庭などを見つめ直すいい機会にも。
・ある時、詞を書いている時に、「ステイホーム」という言葉が思い浮かんで、松井五郎さんに依頼。
・さくまひろこさんが歌ってくれて、うりめりさんもカバーしてくれた。清水くん(とおっしゃっていたように聞こえましたが・・・裏ドリできませんでした)がピアノヴァージョンを作ってくれました。
・この曲が今日のライブで一番新しい曲。昔の曲ばかりではなく、今でも書いてます。聴いてください。
M8「Stay Home〜私が帰る場所」(2022、Vo.3人全員、原曲:さくまひろこさん)
・コロナ禍でよかったこともあったよね、という気づきを与えてくださるような曲で、自分結構好きかも。
MC
・メンバー紹介(実際は敬称略でした)
・Vo 大和邦久さん (ヤス、と呼んでおられました)
・Vo 富岡美保さん
・Vo iCHiHOさん
・G 鈴木英俊さん (横浜は別件でおられなかった?)
・Key(シンセ、と紹介されてました) 久保田響さん
(いつもベレー帽(ハンチング?)で絵描きさんの雰囲気、とご紹介)
・Key(同上) 清水永之さん
・Bass 中村雅雄さん (お父さんが会場最前列におられたそう)
・Reader&Dr 小川幸夫さん
・この人たちに支えられて、どうにかやってこれた。
・次の曲は、ボサノヴァの曲「Shadow」。
・桃子さんの曲ではなく、僕の曲です。
M9「shadow〜海の影、愛の陰」(1992?、林哲司さん)
・座ってギターを弾きながら、林さんご自身のヴォーカル。
MC
・「ありがとうございます。Shadowでした」
・今回はこれまでやってなかった曲もやってきましたが、ここからはヒット曲をメドレーで。
・(iCHiHOさん)皆さん手拍子の用意はいいですか?
M10「悲しみが止まらない」(1983、Vo.iCHiHOさん、原曲:杏里さん)
・iCHiHOさん、この曲持ち歌かと思えるくらい聞かせてくれるボーカルで圧倒されました。
・1番+リフレインくらいで終了して、少し間を置いて次の曲へ。
M11「悲しい色やね」(1982、Vo.大和邦久さん、原曲:上田正樹さん)
・確か大和さん、歌われる前に「この街の歌です!」との曲紹介。
・自分、この曲昔から大好きで、林さんの作曲と知らず(すいません)嬉しい誤算。
・いうまでもなく素晴らしい歌声でした。うっとり。
・1番+リフレインで次の曲
M12「北ウイング」(1984、Vo.富岡美保さん、原曲:中森明菜さん)
・いうまでもなく、富岡さんもすごく聴かせるボーカル。明菜さん全盛期くらいの感じかも。
・これもショートバージョン(1番+リフレインだったかな?)で
・終了後、富岡さんが「林哲司さん」とご紹介、拍手で20:38メンバー退場。

20:39 林哲司さんだけがステージで「アンコールありがとうございます」とおっしゃった後に、
メンバー登壇。林さん、それぞれのメンバーとグータッチなどされて結束の強さを垣間見れたような感じ。
MC
・まだ歌ってない曲
・堺出身の今は亡きDIVA、松原みきさん。きっと今の世界的なヒットを喜んでくれているはず。
・この曲を捧げたい
M13(En1)「真夜中のドア〜Stay with me」(1980、Vo.iCHiHOさん、原曲:松原みきさん)
・斜め前の外国人カップル、ノリノリ。
(この曲はご存知だったのかも。もしかしてこの曲目当て???)
・自分、最近注目されるまで知らなかった曲ですが、今聴いても新しさも感じられるいい曲ですね。
MC
・もう一曲、お待ちかね、菊池桃子さん!
・盛り上がっていただいたところで、もっと盛り上がっていただきましょう。
・(桃子さん登場)この曲を歌うと自分も元気になる
・ぜひ皆様にも、「Say Yes!(大きく両手をYの字のように上げる)とやっていただけると。
・任意参加です。大人になっても恥ずかしい方もおられるので、無理なら小さくでも、片手でも。
・では、ご一緒に!
M14(En2)「Say Yes!」(1986、菊池桃子さん)
・イントロや間奏で「パパン」と入る部分で、桃子さんご自身が手拍子されていて、会場もそこが結構揃っていていい感じ。
・Bメロやサビ最後の「パン、パパン」も会場ちゃんと揃っていていい感じ。
・「Say Yes!」の振りは、会場皆さんされていて、一体感が。恥ずかしい方はいなかったかも^^;
・桃子さん、また会場の左右にご挨拶を丁寧に。
・この曲、それまでの桃子さんの曲と違って、メッセージソングっぽい曲で、当時大ヒットしましたね、懐かしい。
曲終了後、桃子さん「どうもありがとうございました」
メンバー一列に並ばれて、ご挨拶。
「今日はどうもありがとうございました。また会える日まで」
手を繋がれて、上下されてお辞儀、大拍手。
メンバー退場、20:52客電付き終了。

林哲司さんの楽曲、本当にたくさん素晴らしい曲があって、
桃子さんの生歌も、ボーカルの大和さん、iCHiHOさん、富岡さんもすごくよく
自分の好きな歌もたくさん聴けて、いい夜でした。
今度は桃子さんのアルバム曲をもっと聴けたら嬉しいな、と思いつつ、
次回も是非チェックしなければ!と思いつつ帰りました。
- 関連記事
-
- 【作成中・セットリスト・詳細ネタバレ】中島みゆきさん リスペクトライブ 2023 「歌縁(うたえにし)」 20230211 フェスティバルホール (2023/02/11)
- 【作成中・セットリスト・詳細レポ】新春 大黒祭2023 Peace of Japan at新宿文化センター大ホール 20230109 (2023/01/09)
- 【セットリスト・詳細レポ】林哲司 SONG FILE with Special Guest 菊池桃子 -Live “Again”- at ビルボードライブ大阪 20221203 2nd Stage (2022/12/05)
- 【セットリスト・詳細レポ】吉川晃司さん KIKKAWA KOJI LIVE 2022-2023 “OVER THE 9” at フェスティバルホール 20221129 (2022/11/30)
- 【セットリスト・詳細レポ】King Gnu Live at TOKYO DOME 20221120 (2022/11/21)