【セットリスト・詳細レポ】吉川晃司さん KIKKAWA KOJI LIVE 2022-2023 “OVER THE 9” at フェスティバルホール 20221129

吉川晃司さんのツアーの大阪公演に行ってまいりました。
4月のスペシャルライブが非常に印象的で、もう一度見たい!
と通常のアルバムツアーも申し込んでなんとかチケットをGETできました。
11月2日に発売されたニューアルバムも聴き込みましたが、
どんなセットリストでまた魅了してもらえるのか、
楽しみに会場に向かいました。
(参考記事)
【ネタバレあり】吉川晃司さん KIKKAWA KOJI Premium Night “Guys and Dolls” presented by WOWOW 『INVITATION』 20220428 フェスティバルホール
(4月28日の記事)
※手書きのメモを参考に記載しておりますので、正確ではない部分があります。
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この先、開催中のライブに関する記述があります。
知りたくない方はご注意ください
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会場に入ると、イタリアのドゥオモの先っちょの骨組み(?)のようなオブジェが。
事前に公式ページで拝見してましたが、グループディスタンス仕様で、
自分は両隣が空いていて非常に快適なライブ環境でした。
踊りまくって問題なし!
18:15 アナウンス
18:17 スタッフ(?)のギターチェック
18:22 なぜか、「Rainy Lane」が流れる・・・(この前に他の曲も流れていたかも)
18:29 アナウンス
18:32 会場から手拍子が起こって、自分も参加。(こういうのいいですね)
18:35 会場、青いライティングで、ステージの骨組み部分に左から順番に下から上へ
流れるようにライトが上っていって
この時にすでにSE音が流れてました。
で、M1「ソウル・ブレイド」
ニューアルバムの1曲目が、ライブの一曲目。
最初から会場かなり大盛り上がりです。
吉川さん、早速曲終わりに水(後でお湯っておっしゃっていたかも)飲まれてました。
そのままの流れでM2「ギムレットには早すぎる」。
吉川さんもかなりノリノリな感じで、会場に指差しポーズなどを。
それにしてもフェスティバルホールの音は最高ですね。
会場も演奏者もレベルが高い。
MC
・ごきげんよう!お久しぶりぶりで
・今日明日大阪はグループディスタンスで安心して
・急に盛り上がろうぜ、とはやらない、徐々に。
・メンバー紹介
・Bass ウエノコウジさん(実際には敬称略でした、以下同じ)
・新しく参加してもらって、全曲覚えるの大変だと思うけど、日々進化している。
化学変化も期待している Guitar INORAN
・はい、エマちゃんです。(Guitar 菊地英昭さんのこと?と自分やや??状態)
ラジオで言ったけど、Guiter二人でバブリーズって呼んでる。わかる人にはわかる?
余裕あったらアンコール前に理由を(結局語られず^^;)
・Keyboard ホッピー神山さん
・Drums 湊雅史さん
・2曲新曲が続いたけど、代表曲やら新曲やら織り交ぜて匍匐前進みたいにやります。
・ひとつ楽しんでください。チビチビやりましょう!
M3「にくまれそうなNEWフェイス」
いきなり80年代のヒットシングルです!
紫のライティング中心のステージングで、会場はまたまた盛り上がり。
それに続けて、M4「ラ・ヴィアンローズ」
最初、サンプリング音声の「ラ・ヴィアンローズ」ってのが何度か流れてから、
本編への導入でした。
(後で聞いたら、4月のライブに参加した後衝動買いした35周年ライブのBDでも
この始まり方でしたね・・・あ、しかも、この後出てくる勉強不足だと思っていた曲のいくつかは
このBDにも入っていた^^;)
この曲、前回参加した4月のライブでも披露されてましたが、アンコールの最初の
スローテンポな披露だったので、今回は踊れるアレンジで、かっこいいものが見れました。
にしても、吉川さん、アルバムツアーで80年代シングル2曲も歌われるなんて、
やはり前年のツアーが途中で中止になるなどしたのでファンサービス的な意味合いもあったのかな。
「なんて危険な退屈」の部分で、会場の「パンパパ」の手拍子がすごく揃ってました。
そして驚いたのが、この曲の最後にいきなり伝説のシンバルキック披露!!!!
ちゃんと当たってました。
ウォー4月の時はなかったんですよね!いいもの見れた!!!
MC
・ありがとうございます。なんとかシンバル当たりました。
・今日はこんなに集まってくれて、笑顔の再会ができて何より。
・コロナ禍色々、未知との戦い、みなさん大丈夫?
・俺も実はwowowで特番撮った時とか、ポリープやっと治って、アルバム録音の時も声が3オクターブくらいでたりしていたのに、外で歌うようになってから、粘膜がたくさん発生して、声帯でダマになって、今回もそういう状況で・・・
・ドクターも「わけわからん」。もしかしたらコロナでマスクで過剰防衛になっていて、埃とかに過剰に反応しているのかもと。
・主治医曰くマスクを外して生活するのに慣れれば・・・とも言われた。
・ツアーもどこかで声帯が破裂したらどうしようもない。今日で終わるかも。
・理由の原因もわからないが、真摯に向き合って、やれるだけやると臨んでいる。
・(ちょっと会場心配になってきたのを察されてか)ちょっと脅した?大丈夫。
・ダンサーって付けたけど、俺にとってはダンサーは杉山さんだけどね(?)
これまたわかる人にはわかる?
・ボチボチNewアルバムの曲を。よろしくお願いします。
M5「タイトロープ・ダンサー」
青と紫のライティング。間奏で水を含まれたり、先ほどのMCの内容通り、
声の調子が良くないん・・・・でしょうか???
確かに水を飲まれる回数は多いですが、全然声出ているような気も・・・。
さすがプロですよね。
最後の「FuFu」の部分で吉川さん自ら指差しポーズを。
M6「風が呼んでいる」
これもニューアルバムの曲ですが、なんとなく懐かしいメロディラインですね。
「そうさ、Yeah Yeah Yeah」の部分が吉川さんらしい、
カッコかわいらしさが出ているなぁと
アルバム聴きながら感じてましたが、実際ステージで見てもそうでした。
会場のみなさんそれに合わせて指差ししてましたね。自分も。
M7「One Side Liar」
青とピンクのライティング。
これも「Ban ban ban ban...」の部分で指差しが会場で揃っていていい感じ。
ニューアルバムの曲、こういうミディアムテンポの曲も含めて、どれも自分好きだなぁ。
そして、穏やかなSE音が流れて次の曲
M8「まだ愛のために」
ピアノのイントロが綺麗な音。
本当に喉の調子良くないの???っていうくらいセクシーな低音が出ていていい感じでした。
続いてM9「サイレント・シンデレラ」
この曲、自分聴き覚えがなくて、
サビの部分で「サイレン・なんちゃら??」と聞き取れなかったのですが、
2番が終わる頃「あ、シンデレラって言ってるかも」と後で調べました^^;
ピアノとシンセだけのシンプルな構成で吉川さんの歌声が堪能できるアレンジ。
え、これ、アルバム「INNOCENT SKY」(1985年)の曲だったのですね。
帰ってアルバム聴いたら、声質も全然違っていて、
あ、聴いたことある。この曲だったのか!と驚いた次第。
青いライティングで歌い上げる吉川さんでした。
長年のファンの方はたまらない選曲だったのでしょうね。
自分の長年のファンの方が1985年のアルバム曲なんて歌ってくれたら・・・。
そしてM10「Nobody's Perfect」
この曲も自分不勉強で^^;
でも、黒いハットで左半分の顔を隠した吉川さん。
まるでミュージカルのワンシーンのように、説得力のある歌唱で、
さすが役者さんでもあるんだな、と感動してしまいました。
後で調べたら、これ、ご本人主演の「仮面ライダーW」の曲だったんですね。
なるほど、だからこんな演出だったんですね。
いやー自分この曲すごく好きです。
モノクロチックなシックなライティングから、最後の部分では眩い青のライティングで、
一旦吉川さん退場されます。
そのままメンバーのインスト演奏が続きますが、
メンバー一人一人にスポットライトが当たっていたのもいい感じ。
そして、M11「BLOODY BLACK」
またまたニューアルバムの曲ですが、吉川さんなんだか昔のビーバップみたいなシルエットの
衣装にお着替え(いい表現が見つからなくてすいません^^;)で再登場。
またまた会場いい感じに熱くなってきました。
曲の最後に赤いレーザーが会場全体を上から下へ降りたかと思えば、
次の曲のイントロに合わせて、今度は水色のレーザーが下から上へ上がっていくという
印象的な演出もいい感じで・・・
M12「ナイフ」
はい、この曲もなんとなく聴いたことがあるような・・・くらいで^^;
CAN DO!で探しました^^;
でも、会場は超盛り上がりで、人気曲というのは肌で感じられました^^;
間奏(だったか)で、吉川さん、ステージ左側の真前の特設会場(?)でギターソロをご披露。
そのまま続けて次のM13「GOOD SAVAGE」へ。
これ、COMPLEX1990の曲ですよね!?
うわ、意外な選曲。マジっすか!嬉しすぎる!!!
(とはいえ、後から調べたら昨年のツアーでも選曲されていたのか・・・
ってか、「BELLING CAT」のセットリストってめっちゃいいやん
だめだ、またBDに手が伸びそう^^;)
っていうか、こんなかっこいい曲だったのですね。
間奏のツインアコギの演奏が印象的。
で、またまた続けてM14「The Sliders」。
曲が変わったのもわからないくらいのつながりで、自分「??」
でしたが、青と紫の激しいライティングの中でかっこよく歌う吉川さん。
この曲、前回参加の4月のライブで印象深かったシングル「Drean On」の
カップリングだったんですね。まだまだ勉強不足^^;
そして、驚いたことに、この曲の最後でまたまたシンバルキック2回目!
え、一回のステージで一回だけかと思ってましたが・・・。
MC
・ありがとうございます。
・ギターなんて弾いてしまったから、ついつい大人気なく冷静になれず
(吉川さん息絶え絶えのようで)何か喋ってて。あ、喋っちゃいけなかった(とメンバーに)
・ギター右側(INORANさん?)から「どう見てもお湯割り、湯気でてる!」と言われる。
・昔はいきがって飲んだりしてましたが、今は倒れるだけ。結構お湯飲んで歌えてる(あ、水じゃなくてお湯なんですね)
・次は「Lucky Man」歌いますが、簡単に言えば「元気なだけで丸儲け」ってこと。
・声が調子悪くてもツアーしちゃう、ギター持つとやっちゃう、だからミュージシャンなんだよね。
・実は心臓の手術も、網膜剥離の手術もしたのよ(え???)
・次に何くるのか楽しみだよ。元気でなくても歌います。何が言いたいか、「元気なだけで丸儲け」本当に。
・ではいきます!
M15「Lucky man」
これも新しいアルバムの曲ですが、前のMCのようないろんな手術などの経験を経て作られた曲なんですね。
吉川さん、息切らしておられたのも束の間、飛び跳ねるように歌われていて、
まだまだ元気ですね。
間奏のピアノやギターがこれまた綺麗だったり、艶かしかったり。
そのまま続けてM16「LOVIN' NOISE」
これも不勉強曲^^;でも、サビの部分で「Lovin' No...」が連呼されていたので、
探せました。1999年アルバム「HOT ROD」の曲ですね。
間奏などで吉川さんが大きく両手を広げてポージングされていたのも印象的。
Bメロの「ウン・パパ・ウン・パ」の手拍子を吉川さんもされてました。
そしてまた続けてM17「SAMURAI ROCK」
これはかろうじて知ってました^^;
間奏部分で片足立ちで、ヨガみたいなポーズを取られていたのがキマってました。
で、上着を脱ぎ捨てて、
そのまま、「Yeah wow!」「Rohh fo!」といったコールアンドレスポンスを少し入れて、
繋がってきた歌詞はなんと!M18「恋をとめないで」
ウォーーーー!!!COMPLEX2曲目は超有名曲で自分も大好きな曲!
もう心の中で「Don't stop my love!」を叫びまくってました。
吉川さん、2番の歌詞「うちの前で待ってるよ」を少しメロディを変えて、
次の歌詞を「大阪の夜」と変えておられてファンサービスも完璧。
→これ、古くはCOMPLEX19901108のライブでもその前兆があったようにも。
でも、年月を経て完璧になっていたと感じました。
会場は最高潮の盛り上がり。
曲終わりに、「どうもありがとう!」と吉川さん。もうこれで本編終了?
でも、「もう一曲」とおっしゃった後に聞こえてきた特徴的な音は・・・
なんと!あれじゃん!のM19「No No サーキュレーション」
4月のライブでも聴けて嬉しかった曲ですが、
え、アルバムツアーでも、こんな懐かしの曲が本編最後なんて、
想定外です。でも嬉しい!
アレンジが、その特徴的な音だけでサビ前を続ける面白さも自分には印象的でした。
そしてまたシンバルキック!!!!!
すごい!3回目!
ただ、キックは当たりましたが、そのあとはさすがに辛そうに脚を抑えられて・・・。
「じゃあ、またねー」でステージを後に。(20:15)

アンコールの拍手が一瞬途切れてしまいましたが、(観客もかなりお疲れ?)
すぐ再開されて、20:16吉川さんがタオルを首にかけた状態で再登場。
MC
・ありがとうございます。どうぞお座りください。私も座ります。
・今日はなんとか最後までやれそうでよかった。
・頑張って早く走るとかそういう問題と違って、運に天をいや、天に運を任せて、わかんねえ。やれりゃやろうかと。
・脚痛い、やばい、あっ切れてる。いつも足のこの部分で(と実演されてました)やるんだけど、今日はこの部分で
・なら蹴るなよ、とも思うんだけど・・・成り行きです。やり始めたら・・・。
・大河内(朝の連ドラの役)、見てくれてますか?
・自分は、今日も朝泳いだりしてまだ見れてない。自分は、朝の顔には合わないって言ったんだけど。
・感染者がいっぱい出たりして大変でした、でも元気に戻ってきてくれたり
・大震災の時は、エンタメはやるべきではないという考えで別の行動だったが、今回は違う、エンタメは必要と。
・俺の喉もおかしい。汚い話で悪いけど、ものすごく痰が出る。
・子供たちもマスクしっぱなしで免疫ができないと、将来危ない。これを受け入れる体制にしないと。
・昨年はツアーやって、軽度の病床が80%超えたら止めると言って、結局止めたが、今年はそういう信念で。考え方はいろいろあると思うが。
・朝ドラは是非見てください。セリフじゃなく、睨みや立ち姿で役作りしていいかと言ってやった。
あ、拍手要りません。見てください!
・長くなりましたが、せっかくINORANくんも入ってくれたので、一曲やろうかと。
・(INORANさん登場で)いい時計してるね!目に入っちゃった。シャレオツですね。
リハの時に靴にCDって文字が入ってて、さすがミュージシャンと思ったらクリスティアンディオールだった。
・(吉川さんの)靴、東京ドームのミックジャガーの公演を見に行った時にかっこいいと思った(プラダの?)靴を後で調べて2足買った。20列目くらいでなんとか見えたのを探した。
・(INORANさん)せっかくのいい靴なんだからちゃんとガードつけないと。足もスニーカーも大切。段々と体に響く。歳1つしか違わないんだから。
・(吉川さん)よくそんなペラペラ喋るよね。自分のライブこの人すごいよね。
・(INORANさん)次行かないと・・・
ジェットコースターものすごく楽しい
・(吉川さん)テンポ早いよね。200近いやつも。お客さん、早いの大好きで許してくれない。
・(上野さん登場で)ジゲンみたいに細いよね。紫のネクタイして寄せてきてる?俺にジゲンって言われるの嫌かな?
・(上野さん)今回のツアーのイメージカラーが紫ということで・・・
・(吉川さん)では、このメンバーで曲を。
M20(En1) 「INNOCENT SKY」
アコースティックスタイルで、披露された曲は、80年代のアルバムのタイトル曲でした。
そんなに昔の曲を今でもこうやって歌えているのはすごいなぁ。
そして、それが全然今でも輝きを失ってない、すごい。
と聞きながら思ってました。
歌い終わった後に、座っていた椅子をスタッフの方に取られて「おっと」と
声が出てしまっていたのが微笑ましい。
Key ホッピー神山(さん)!
Dr 湊(さん)!
湊さんが後ろから出てきたので、「どっから出てくるの!?」と少しおどかれていた様子。
「こいつ、今日GOOD SAVAGE間違えたんだぜ!バラしてやった」と悪戯っ子みたいなことをおっしゃってました。
よし、もう一曲歌ったら祈るよ。
祈るってのは帰るって意味ね。
M21(En2) 「KISSに撃たれて眠りたい」
これは多分頻出曲なんでしょうね。
4月もアンコールのラスト曲でした。
会場は手拍子などで一体感が。
そして、ライティングで「お、最後にまた!?」と予告されたような間が合って、
シンバルキック(4回目)もアンコール。
しっかりと決めておられましたが、さすがに辛そう・・・。
曲終わりに「メンバーに拍手を!」と「じゃあ、またまた!」で会場全体に手を振られて、
20:40終了客電付き、規制退場でした。

2回目のライブ参加、初めてのアルバムツアーでしたが、
ニューアルバムの曲も、昔の知っている曲も、勉強不足だった楽曲も、
どれも自分好みの曲ばかりで、
吉川さんのパフォーマンス(歌もちょっとした仕草も、MCやメンバーへの愛情もヒシヒシ)も、
メンバーの方たちの素晴らしい演奏も、すごくいいと感じました。
MCでご本人がおっしゃっていたような声帯の不具合などは、自分は一切感じとれませんでしたが、
いつもライブに参加されている皆さんは、それでも調子悪そうに感じられたのでしょうか???
一緒の空間に入れて本当に幸せなひととき。
また、是非ライブに参加したいです。
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