hiro@krathoorm

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小柳ゆきさんのライブに行ってまいりました。
(昨年末のビルボード以来、3回目)
8月に発売になったカヴァーアルバム「RARE TASTY」と同じタイトルのライブでしたが、
自分の中で小柳さんは、初めて聞いたアルバムが洋楽のカヴァーアルバム
「Koyanagi the Covers PRODUCT 1」だったせいもあり、
一度カバーアルバムのライブも見てみたい!と
ライブ日程が発表になるや、大阪公演はいつ???平日公演は???と
興味津々で拝見したのでした・・・。

・・・
・・・
が、大阪公演は、なんと既にチケットを手にしていた、
原田知世さんの40周年の東京国際フォーラムと同じ10月16日(ツアー最終日)。
唯一の平日公演(9月6日初日)は、
これまたそのほんの数日前に申し込んでしまっていたPerfumeとバッティング。
そのほかの日程は土日で関東方面でこれまた仕事で厳しい。
唯一、10月15日の土曜日の名古屋が選択肢(本来仕事を休めるような日ではないのですが・・・)。
随分と悩んだのですが、このライブは見たい!と
名古屋のチケットを少し遅れて入手しました。
幸い、土曜日もご予約を一件いただいてからの名古屋入りで、
自分的には若干ギルティーフリー(?)での参加になりましたが、
ご予約をお考えいただいていた方など、すませんでした。


(参考記事)
21年ぶり参加!小柳ゆきさん ビルボードライブ大阪 2021.12.21 1st Stage
(2021年12月21日の記事)


日本特殊陶業市民会館は、以前中島みゆきさんの「夜会工場 vol.1」を観に来て以来、
9年ぶりでしょうか。
金山駅からすぐで、便利なところですね。

会場の入場列がなかなかはけなくて、
なんでだろうと観察してましたら、
なんと、その列は「招待者列」で、
チケットを持っている人は別の列ですぐに入れるようになってました^^;
そのせいか(それだけではなさそうですが)、
すいません、最初に苦言を申し上げてしまうと、
ライブ自体は非常によかったですが、観客マナーは一部の方が最悪でした。
自分の1席あけて隣の方(ソーシャルディスタンスがあって助かりました)は、
わざととしか思えない顎マスク状態、しかも演奏中に連れとマスク外した状態で話する、
飲み物飲む、袋ゴソゴソしてチョコレート(?)か何か何度も食べる、
他にも、演奏中に席の移動(入場退出)する人も多く・・・ゲンナリです。

その上、招待客の列が捌けなかったのが原因だったと思いますが、
なんと開演も17:16と予定を16分も押してました。
しかも招待客らしき人が、前方の空いている席を探して座る、
(もしくは、入場時に案内されている???)など、
どうなのでしょうか???
もう少し主催者の方は、
ちゃんとチケットを購入しているお客を大事にされた方がよろしいのでは?



※レポート内容はメモをもとにしてますので、
 正確ではない可能性があります。すいません。


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この先、開催中のライブに関する記述があります。
知りたくない方はご注意ください
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16:45 アナウンス(コロナ関係)
17:06 係員が前に待機
17:09 アナウンス(開演中の撮影禁止など)
17:16 客電消灯

客席からは、右側に赤い大きなカーテンがかかっているのが見えます。
(これ、「朝日楼」のPVの世界の再現ですね)

中央上部から青い光が会場を照らし出して、
その光が下からも増えて、M1 「Cry Baby」
最新のカバーアルバムの1曲目、元歌はOfficial髭男dismのアニメ「東京リベンジャーズ」主題歌。
小柳さん、左袖から、透け透けのドレス(中には黒い、これまた肌の露出の多いセクシーな衣装)で登場。
昨年髭男のライブでも聴きましたが、小柳さんのカバーは小柳さんらしい歌い方の解釈と、
ピアノとベースを中心にしたアレンジが秀逸ですね。
アルバムの3ピースのバージョンも良かったですが、
ドラムやギターの入ったライブバージョンも音に厚みが出てこれもいい。
2番の後のセリフのような呟きと「どうしてー!?」のうめき方が非常によかったです。

そのままの流れでM2「DEEP DEEP」
イントロから小柳さんが会場にクラップを求めます。
この曲、2001年のシングルですが、
発表当時は、その前年の「愛情」「be alive」に比べて、
インパクトが弱い・・・という印象でしたが、
こうやってライブで聴くとめちゃくちゃいい曲ですね。
間奏での鳥越さんのベース演奏もかっこいい!
ここで、小柳さんのシースルードレスは緑色っぽいと判明。

そして次の曲のイントロが流れながら、小柳さん
「こんばんは、今夜は楽しんで行ってください」
との簡単なMCを。
M3「Lovin' You」。これも懐かしいですね。
そして、この曲のアウトロで、次の曲の間奏で流れる英語の歌詞が流れて、
そのままM4「be alive」へ。
ギター門馬さん、コーラスの女性声も担当されていますね!
昨年、久々にビルボードで聴いた時も圧巻でしたが、
ホールで聴くと、その歌声の響きまで味わえて、これまたいい感じ!!!
来てよかった。緑色のライティングも綺麗でした。

そのまま、シングル曲のバラード続きで、M5「remain~心の鍵」
この曲も聴かせてくれますね。
最初、繊細に言葉の一つ一つを丁寧に歌い出すのと、サビの部分のパワフルさが素晴らしいテクニック。


ここで、(やっと?)MC。
・こんばんは。
・名古屋公演、このツアー初めて関東圏を飛び出しての公演。
 昨年と同じこのビレッジホール、昨年も来ていただいた方おられますか?(結構な拍手)
 半分くらいの方は初めてでしょうか。
 またお会いできた方、嬉しいです。
・rare tastyツアーへようこそ
・8月にリリースした19年ぶりの全曲カバーアルバム。
 今回のツアーはこのアルバム曲中心に、オリジナル、そして過去のカバーアルバムの曲なども。
・いつもよりカバー曲が少し多め。名曲もたくさん。
・声出せないですが、「フフ」くらいは大丈夫かな。
・rare tastyを是非美味しく味わってください(大拍手)
・この瞬間しかない、ステージを一緒に作り上げていきたい。

・突然ですが、皆様の近くに座ります。(と、ステージの前端に腰掛けられる)
・あちこち見えているので、ドキマギされているでしょうか。
・ここでrare tastyから3曲続けて。
・1曲目は子供の頃に見ていた「みんなのうた」で、怖いながらも、楽しみにしてた、
 衝撃を受けた作品。大人になって聴くとかっこいい。
・深い森に迷う込んだような心地よさでカバーした。

で、M6「まっくら森の歌」
原曲は谷山浩子さんで、確かに怖さのある、でもおとぎ話感もある不思議な曲。
それを小柳さんの歌にしてしまっているところが、素晴らしいですね。
怖さに磨きがかかっているような・・・。
ウッドベースとピアノ中心に、スポットライトだけ当てたようなステージングと
演奏もすごくいい感じで、生で見れてよかった曲。

そのまま、アカペラからM7「unravel」
TK from 凛として時雨が原曲ですね。
サビの部分で、鳥越さんのウッドベースを叩く音が気持ちいい!!!
小柳さん、歌の後半で立ち上がって、大きく体をくねらせたりしながら、
これまた見応えあり、そして歌声も聴きごたえありの一曲でした。

そして、続けてM8「廻廻奇譚」
EVEさんが原曲の、呪術廻戦の主題歌ですね。
この曲も歌いこなすのが難しそうなのに、自分の持ち歌のように歌われてます。
・・・で、小柳さん右袖から一度ステージを降りられます。

M8-2「Inst(曲目わからず・・・)」
小柳さんの衣装替え中に、バンドメンバーのインスト。
最初ピアノソロでゆったりとはじまったのですが、途中から会場に手拍子を求められ、
エレキギターなども入った激しいインストに。
鳥越さん、コントラバスを斜めにして、そこに上から乗っかって演奏など、
なんだか楽しそうな演奏技術が増えてません???すごい。




で、小柳さん着替え終了で再登壇。M9「朝日楼-朝日のあたる家-」
ちあきなおみさんの曲なんですね。
赤いカーテンの前の椅子に座って、艶かしく歌われてました。

そして、青いライティングで中央に移動されて、M10「Snake Eater」
今回のrare tasty唯一の洋楽のカバーですね。Cynthia Harrellさん原曲。
小柳さんの英語ってめっちゃそれっぽく聞こえるんですが、
確かご本人は英語は話せなかったと以前聞いたような・・・。

で、MC
・皆さん楽しんでもらえましたか?(拍手)よかった。
・ここまで緊張されていた時間が続いていたと思います。息してください。
・この衣装どうでしょう。素敵ですよね。カキモトカナコさんに作ってもらいました。

・今回、クラシカルなサーカスをイメージしてアルバムジャケットやブックレットなども製作。
 この衣装もそれに合わせて。
・アルバム、昨年の4月、自粛期間の続く中、皆さんに家で楽しんでもらえるようにと、
 呪術廻戦の主題歌などをやってみたら、それが楽しくて、形に残したくなったのがきっかけ。
・今回のアルバムの7曲、ピアノとベースだけ。ベースの鳥越さんにアレンジしてもらった。
・(鳥越さん)ようこそrare tastyツアーへ!
・「Cry Baby」など、小柳さんが選曲したものを「(アレンジ)できますかねー」と無茶振りして、
・(鳥越さん)大変だな、と思いつつ、小技を駆使して・・・
 (ここで、朝日楼のすごいテクニックをご披露で、会場大拍手)
・また、アルバム全曲PVも作成しましたので、是非聴いてください。

次もアルバムからということで、M11「インフェルノ」
Ms GREEN APPLEさんの楽曲ですね。
ほんと幅広い選曲。
パープルのライティングから始まり、サビの頃にはオレンジに変化してました。
もう同じ感想になってしまいますが、伸びやかな声と、
感想で入る鳥越さんのベースを叩く音がいい!

次の曲は80年代の曲ということで、M12「愛が止まらない-Turn It Into Love-」
待ってました!!!
この曲、原曲のWinkさんもいいのですが、それを以前小柳さんがカバーされて、
自分一時期ヘビロテだったので、生で聴けるとは幸せ。
この辺りから前のせkの方達がちらほらペンライトを降りはじめられたので、
自分も、小さなペンのライトで振ってました。

で、次の曲のイントロで、小柳さん「みんなこの曲知ってますかー?」とおっしゃっていた、
M13「ミス・ブランニュー・ディ (MISS BRAND-NEW DAY)」
サザンのヒットシングルですね。
会場大盛り上がり!!!!
楽しいですね。

MC
・みなさん楽しんでますか!
・あまり大きな声は出せませんが、一緒に踊ってもらえたら・・・

で、次のM14「Last Dance」
え、このバラード調に踊り??
と思えば、途中からなかなかの盛り上がりになりました。

曲の途中で、MC
・皆さんここで拍手で教えてください!
・ご飯派の方! (ほとんどの方)
・ほぼご飯みたいですね。2階見えにくいのですが、いかがでしょう。
・一応パン派もきいときます。あ結構いるのね。
・県外の方?(1/3位)県内の方?
・恋をしている方(ちらほら)あ、こっちの方から力強い拍手聞こえた!
・マッチングアプリ使っている方?あ、結構いた!一人って感じではなかった!
・私とマッチング成立!ということで、次の曲、上げていきます。ついてこれますか?

で、wow-wowという歌詞で、もう中断していたのを忘れていたくらいの
「Last Dance」に戻って、続いて
M15「one in a milion」
サビの部分で大きく腕を振ったりするのを小柳さん主導で。
途中メンバー紹介。
会場大盛り上がりで、曲終了後大きな拍手。

MC
・ありがとうございます。
・今日この時、この場所を選んでくださってとても嬉しく思う。
・皆さんの拍手や思い、ステージまで届いてます。ありがとうございます。
・このステージを皆さんと作り上げられて幸せ。
・次の曲は23年間一緒に歩んできた曲
・いいことも、向き合うのが苦しくなることもあったが、
 今も大事に歌えている。
・これからもこの曲と共に歩んでいきます。
・皆さんのこれからの旅路にも、傍に置いてやってください。

M16「あなたのキスを数えましょう~You Were Mine~」
うっとり聴かせる、小柳さんの代表曲ですね。
最後のリフレインの部分で、ドラムの印象的な溜め演奏から、弾けるようなシャウトの歌い方など、
すごく聴かせていただきました。
ステージ右側から小柳さん退場(19:00)
で、驚いたのが、なんとまだミュージシャンの方がこの曲のアウトロを演奏しているのに、
アンコールの拍手が・・・・え、それって演奏者にめっちゃ失礼では???
小柳さんのファンの方は少なく、招待客の方はライブ参加経験があまりなかったのかな。
(まあ、それだけ小柳さんのアンコールを期待している、ということでもあるのですが・・・)






アンコールを待つ間、ステージは、右側の赤いカーテンにスポットライトが当たってました。

19:04 小柳さんがソロで登壇。

MC
・アンコールありがとうございます
・アウトロから、早めの拍手ありがとうございます(これは半分嫌味ですね・・・)
・あ!こんなところに素敵なグッズ?(小柳さんの首に巻かれたのを見て)赤いタオル・・・かな。
・お、Tシャツも!(着用されてます)うしろに私のイラストみたいなのがありますね!
・こんな素敵なグッズ、誰が作ったのかな・・・え、ドラムの工藤さん!?(これは自分も驚き)
・このタオル、めっちゃ素材が良さそう、普通じゃなさそうだけど・・・
・(メンバーの皆さんが「せーの」で声を合わせて)「今治!」
・持っていても邪魔にならないし、これどこで買えるんでしょう?
・(また、メンバーの皆さんが「せーの」で声を合わせて)「ロビー!」
・お帰りの際に是非お求めください

・宣伝だけではありません。
・この今治タオルをなんと会場の1名様にプレゼント。
・すでにお持ちの方もおられるでしょうが、「えっ」て言わないで。
・皆さんの中で、一番欲しいアピールが高かった方にお渡ししたい。
・是非皆さんすごいことしてみてください。
・いきますよ!今治タオ”リ”・・あ間違えた、申し訳ございません。
(言い直して、アピールタイム。自分も「え、そこまで・・・」と思いつつ、ちゃっかり^^;)

・どの会場よりも素晴らしい。
・さっきあっちの方からお子さんが「ウォー」って声が。あの子にあげます!
(ステージ右後方の親子連れにスタッフがマイク持って走ります)
・お名前は?(と小柳さんが問いかけるも、何もお答えなしで)
・さっきまであんなに騒いでいたのに!(お母さんがお名前などお答えになられました)
・名古屋の方はおとなしいと聞くのに、アピールすごかったですね。

・もう一つおまけに。東京になりますが、12/21に日経ホールでクリスマスライブやります。
 よろしければお越しください。
・(客席前方の横断幕(だったのかな?)を見て)あ、23周年おめでとうって書いてある。
 皆さん知り合い?知らない人?ありがとうございます!
・また皆様にお会いできる時を楽しみに、そう、まだやってないあの曲を。
 ついてこれますか?

M17「愛情」
会場、1階前方はほぼオールスタンディングでした。
またまた大盛り上がり。曲の途中で「また逢いにきてくれますか?」の問いかけに
大拍手、「本当?」
Bassの鳥越さん、今日が小柳さんのツアーの千秋楽といいうことでなのか、
(すいません、日曜日は自分の大ファンの方とバッティングしちゃったようで^^;
 自分、2日連続、違うアーティストのライブでお見かけするという珍しい事態に)
舞台中央部で弾け飛んでおられます!

19:22終了 規制退場。




いや、ニューアルバムの曲も全ていいし、
過去のカバーアルバムからの「愛が止まらない」「ミス・ブランニュー・ディ」も聴きたかった曲。
土曜日に仕事を半日以上休んでしまいましたが、
おかげでいいものを見れました。
小柳さん、これからもライブに参加し続けたいアーティストです!
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