【セットリスト・詳細ネタバレあり】工藤静香さん 35th Anniversary Tour 2022 ~感受~ at 南海浪切ホール 20220807

工藤静香さんの35周年記念ライブ、大阪(岸和田)公演に行ってまいりました。
日曜日の夕方以降、お仕事のご予約お引き受けできず、
ご予約をお考えだった方がおられればすいません。
今回は、35周年記念のセルフカバーアルバム「感受」のリリースに合わせてというライブ。
初回受注生産限定盤を聴き込みまして、会場へ向かいました。

南海電車の岸和田駅から歩いて10分くらい。
それほど酷暑でなくて助かりました。
(暑かったですが・・・)
途中のCDショップにもポスターが。

そして見えてきたのがこんな印象的な外観のホール。
客層は、まあまあ上ですが、家族連れの方なども。
(参考記事)
工藤静香さん 「DRESS TOUR 1997」 1997.4.25 フェスティバルホール ー思い出のライブ・アーカイブス
(7月20日の記事)
※メモをもとにしてますので、完全ではありません。
間違いなどありましたらすいません。
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この先、開催中のライブに関する記述があります。
知りたくない方はご注意ください
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会場に入場時に、記念ポストカード(下)、そして今回はファンクラブ入手しましたので、
上のファンクラブ限定のポストカードもいただきました。
グッズコーナーはそこそこの行列で、ペンライトは諦めました。
(が、後でメモ取るときに暗かったので、買っておけばよかったと・・・)
会場内は終始撮影禁止でした。
最初見えていたのは、パープルにライトが当てられた湾曲した白いカーテンが上からかかっているもの。
16:45 アナウンス
16:55 1ベル
17:00 客席消灯
ピアノのソロから、ストリングスが入ってきて、
M1「慟哭」
先月発売の「感受」のバージョン(以降収録曲は全て)でした。
工藤さんの最大のヒット曲ということで、拍手も1番、2番、最後と大盛り状態。
最初からスタンディングでした。
工藤さん、黒いドレスに少し黒いレース(?)のようなものを纏われていたかな。
続けてM2「黄砂に吹かれて」。
これもオリコンで6週連続1位になった有名曲ですね。
オレンジのライトの黄砂っぽい色からスタート。
でも、途中でピンクも混ざって・・・
そして、工藤さん、予想通り、歌は衰えを感じないですね。素晴らしい。
この曲も大きな拍手で・・・
またまた続けてギターソロから始まったM3「激情」
青いライティングから赤いライティング。
そして、工藤さん、1番は左サイドに動かれて歌唱。
2番からセンター、そして右側にも。
ライティングは赤くなったり、そして、リフレイン前の「瞬く星は」部分では、
センターで白いスポットが当たってました。
ここまで中島みゆきさん作品のシングル並びで、みゆきさんファンの自分には
ニンマリでした。
MC
皆さんこんばんは。あはは。
ようこそお越しくださいました。
嬉しいです(拍手)
やっと35周年で皆さんとお会いできたけど、
声はださあないということで。
あ、文字に書いてくれてありがとう!
老眼だけど遠くのは見えてます。(?)
今回のライブでは、アルバム「感受」の曲をズラズラと全部歌います。
最初の「慟哭」、「一晩中泣いて・・・」の部分、若い頃は明るく歌っていて、
客席の皆様もペンライトを左右に振っていたのに、
今回のアレンジでは合わなくて、先日インスタライブで
回すように振ってみようと言っていたら、今日は皆さん回していただいて素晴らしい。
アルバム、アレンジを変えると同じ歌詞でも変わって感じられて面白い。
また3曲、ガラッと雰囲気を変えてやります。
そして、M4「MUGO・ん...色っぽい」。
パープルのライティングからスタートでした。
この曲の「感受」バージョン、ボサノバ的なアレンジで、
ご本人おっしゃるように、原曲とは全然違いますね。
でも、自分はこれも歌詞に合っていていいと思います。
アレンジは変わっても、サビの部分の振り付けはそのままで懐かしい!
ストリングスの音もライブでいい感じに聞こえます。
これもみゆきさん作詞。
静香さん、少し水を飲まれてM5「めちゃくちゃに泣いてしまいたい」。
この曲は、やや原曲に近いアレンジですね(とは言っても同じではないですが)。
伸びやかな歌声を堪能できる曲。
そして、また左側のステージで1番を。
自分、今回は左サイドだったので、結構左が多かったような気がして嬉しかったです。
2番以降はセンターと右側へ。
曲の終わりに、顔の前で鈴を鳴らすような仕草をされていたのが可愛らしかったです。
次は、ピアノの音が雨の音をイメージしたような始まり・・・あ、これ自分一番聞きたかった曲。
M6「そのあとは雨の中」。
「慟哭」を収録した1993年のアルバム「Rise Me」に中島みゆきさんが詞を提供した曲で、
自分、みゆきさんが提供した曲の中でもかなり上位に来る好きな曲。
みゆきさんにしては珍しく(?)ストレートに愛を歌うハッピーエンドな曲ですね。
この曲聴きたさに「感受」の初回生産限定盤を予約注文しました。
いやー生でも聴ける日が来るとは嬉しいです。
青いライティングの中で歌い上げる静香さん、素敵です。
ファンの方の中でも人気曲なのか、1番の後にも拍手が。
リフレインの部分の歌い方を少し変えておられるのは、
昔見たビデオと同じでした。(Rise Meの時のやつかな。懐かしい)
そして、最後のフレーズを歌われた後に、お辞儀されて、一旦ステージから離れられます。
同時に、ストリングスの方達も一旦退席。
(17:31)
そして、その後、後ろのカーテンのような幕も一旦上がります。
そのままピアノのソロが続いて、次のイントロは懐かしいコーラス音が見え隠れする、
M7「禁断のテレパシー」
デビュー曲だけあって、会場の盛り上がりがすごいです。
工藤さん、ドレスの上に纏われていたものを外されて、よりスレンダーな感じに。
ライティングも虹色で派手目になってました。
続けてM8「くちびるから媚薬」
管楽器が印象的な、ビックバンド風アレンジがこの曲に合ってますね。
赤いライティングが印象的でしたが、この曲は1番だけであっさり終了。
またまたビックバンド風のM9「Blue Rose」。
「感受」のアレンジ、原曲とは随分違うものがほとんどですが、
自分は曲や歌詞のイメージからうまくいいアレンジがされていていいと思いますが、
特に、この曲はすごくカッコいいですね。
この曲でも左右端まで踊りながら来ていただきました。
歌い終わりに「Burning Love」と2回くらい客席に指を差し出されていたのもカッコいい!

MC
暑いですねー。
この黒い衣装は、今回の「Blue Velvet」のプロモーションビデオを作ったときに、
女性スタッフの提案で作ったもの。
今回、着替えるのを少なめにしたんだけど、どう?着替えの間待ってでも、
たくさん着替えた方がいい?(会場大拍手)
10代、20代の頃ならまだしも、50代でも着替えた方がいいのね、
それがわかってよかった。色々着たほうがいいのか。聞けて良かった。
アルバム「感受」の限定盤にしか入っていない曲も歌ったので、
知らない曲もあったかも。後で検索してみてください。
会場でもCD売ってます。
私のアルバム、一回で火がつかずに、長くかけてダラダラと粘り強く売れるみたい。
「感受」もそうなって欲しいかな。
次はこの衣装の「Blue Velvet」と、「感受」の限定盤収録の2曲を。
この格好、体にしっかりとくっついていて暑いの・・・。
ここで、ロックをやりますね!
M10「Blue Velvet」
青いライティングから。
この曲、自分が前回参加した1997年のライブで未発表曲で歌われたんですが、
ファンの方の間でも人気曲なんですね。
自分も大好きな曲。
「感受」バージョンは、よりロックですね。
M11「天使みたいに踊らせて」
この曲、1989年のアルバム「JOY」の曲。
自分も大好きなアルバムの大好きな曲です。
この曲も当時のアレンジよりもなおカッコいい。
でも、1番だけで終了でした・・・。
M12「証拠を見せて」
1988年の中島みゆきさんが全曲詞を提供した
2ndアルバム「静香」の1曲目。
今回の「感受」(限定盤のみ)では、超ハードロックなアレンジ。
生でさらにドラムが前面に出たアレンジで聞けて嬉しいです。
この曲は、昔の工藤さんのライブでも定番曲だったんですよね。
1番+リフレインだけでした。残念。
で、また静香さん退席。
その間、ピアノのソロ演奏で、M12-2「Door(Piano Inst)」を。
そして、ストリングスの方々が戻ってこられて、ご本人も戻られて
MC
イヤモニ、リハ中に何かに引っ掛けて壊してしまって、
長野公演(初日)に行く前に耳鼻科でサイズを取ってもらって新しくしたのを
いつから使おうかと思っていたら、今日大阪で初にしたいと(拍手)
今日のインストのピアノはそれだったのね。それ大好き。
もう一度やってみて!
で、ピアノだけの演奏でM13「Door」。
元々はシングル「Blue Rose」のカップリング曲だったのですね。
自分、94年のツアーのライブビデオで見てました。
もちろん1番だけの歌唱でしたが、これは1曲カウントでいいかと。
MC(続き)
毎回違うインストにしてもらえるのが嬉しい。
こう言っちゃったら同じ曲できないね・・・(笑)
次は、また「感受」限定盤の曲。
あとは、ファンの方には懐かしい2曲を合わせて聴いてください。
歌っていて懐かしくて笑っちゃうかも。
M14「素直に言って」
「感受」限定盤の最後の曲になっていた曲。
1990年のアルバム「rosette」の曲なんですね。
バックは四角柱の中に立体の三角体が入ったような4本の柱がパープルにライティング。
それが青く、ゴールドっぽく、そして白っぽく変化してました。
M15「パッセージ」
1988年のファーストアルバム「ミステリアス」の曲。
この曲は右側から左側へ移動して歌われてました。
実は自分はこのアルバム聴いてませんでしたが、
会場は大盛り上がりで、しかも、いい曲でしたね。
1番+リフレインで次の曲へ。
M16「哀しみのエトランゼ」
これも「ミステリアス」の曲で、1曲目だったのですね。
赤いライティングで始まってました。
四角柱が赤、青、緑、青と変わって行ったのが面白かったです。
この曲もいいなぁ。1番のみのご披露でした。
MC
どうぞお座りください。
(みなさん着席)
初めて来られた方に曲をご紹介。
「パッセージ」と「哀しみのエトランゼ」という曲でした。
アルバムの順番とか間違えても、いつもなら必ずみなさんが言ってくださるけど、
今日は誰も言ってくだされない(?)ので・・・。
この2曲はファーストアルバムの17歳、18歳の頃の曲。懐かしい。
リハで歌っていても「エトランゼ」ってところで笑ってしまいました・・・。
ここでメンバー紹介を・・・。
(美人カルテット(1st、2ndバイオリン、ビオラ、チェロ)、ギター、ベース、ドラム、ピアノ(バンマス)の方の順番。名前は正確にわからないのですいません、割愛します。)
バンマスの方、「感受」のアルバムでも天才的にいっぱいアレンジしてもらった。
前にもみゆきさんのカバーアルバム「青い炎」も素晴らしいアレンジを。
それでは、ここで、昔懐かしい2曲のアルバム曲とシングル曲。
スローな2曲、聴いてください。
M17「奇跡の肖像」
これも「感受」限定盤収録の曲で、1989年アルバム「JOY」の曲。
いやいや、この曲当時から大好きです。
バックのセットがまたカーテンが降りてきてました。
四角柱が、ピンク、紫、青の3色になってました。
M18「千流の雫」
1990年のシングル曲ですが、確か初めて「愛絵理」さんの作詞のシングルでしたよね。
この曲も自分大好きです。
ステージも下から青いライティングで美しい。
そして、ストリングスの音も美しく、それに静香さんの歌声が最高に美しい。
氷をイメージしたような効果音が少し聞こえるのもいい感じ。
聴き入ってしまいました。
MC
ありがとうございます。
「千流の雫」の頃、葡萄ジュースのような色の口紅がほしくて、
海外で探したり、アイシャドウを使ってみたりしたのを覚えてます。
次の曲は「恋一夜」。
その頃お世話になっていたプロデューサーの渡辺さん(故人)が、
「キーを下げずに歌い続けるように」とおっしゃっていたのに、
今回半音だけ下げました。
もちろん、3階の屋上から「下げるよー」って言って、奥さんにもお話ししてだったんだけど。
半音下げたほうが、弦の音の響きにうまく乗るというか、
元のキーでも声が出ないわけではないんですが・・・。
若い時と詞の解釈が置かれた環境とかによって、
勇気をもらったり、ウルウルきたりしますよね。
みなさんの思い出を預かっている気持ちで歌います(拍手)
みなさんが好きでいてくれている曲かも。
(こんな感じだったかな・・・少し自信なし)
M19「恋一夜」
青いライティングからオレンジのライティングへ。
左側で1番を歌ってくださいました。
この曲、実は自分が工藤さんを初めていいなぁ、と思った曲で、
この曲が収録された「JOY」が初めて聴いたアルバムです。
(なので「ミステリアス」をあまり知らない)
そして、2番では、ストリングス隊の横で一緒に歌うように。
2番を歌い終わった後に水を含まれてました。
うーーんそれにしても切ないいい曲。
M20「嵐の素顔」
工藤さんといえば、この曲も有名ですね。
アレンジは少し変わってますが、サービスで最初と最後に
あの有名な顔の横の手技をしてくださってました。
会場大盛り上がりでした。
M21「抱いてくれたらいいのに」
前のブログでも書きましたが、この曲は工藤さんに興味を持つきっかけになった思い出の曲。
いやいや、生できくとすごい迫力ですね。
バラードじゃないみたいな迫力、って言うのかな。
そして、なんと曲の途中でみんなでウェーブのように大きく手を振る場面が。
曲が終わって、客席側にライトが向けられて、
会場みなさん、手を振ったり、ペンライト振ったり。
MC
ありがとうございます。
大阪で初登場のウェーブ!
なんで私しちゃったんだろう??(え?)
でも、嬉しいなぁ。みなさんにお会いできた感じが一層。
ここまでで20曲。エンジョイしてくださいました?
(すいません、自分「Door」をカウントして21曲になってます)
最後に何を歌おうかと迷いましたが、「Ice Rain」で。
M22「Ice Rain」
オープニングのところから、
ストリングスの存在感がすごかったです。
もううっとり聴き入りました。
この曲も愛絵理さん作詞、いい曲ですね。
青いライティングメインでした。
18:56 退席→アンコール→ほぼすぐにTシャツ姿で静香さん登場。
MC
お待たせするの好きじゃないので、早く出てきました!
アンコールも1曲だけ。何曲もやるのもどうか、なので。
これも迷ったが、「感受」のボーナストラックの
中島みゆきさんの「島より」にしました。
聴けば聴くほど心に響く、どこか懐かしい曲。
今回これを聴いていただいて35周年を終わりたいと。
M23(En1)「島より」
中島みゆきさんファンの自分には、この曲が聴けるのは感無量。
みゆきさん、2020年2月26日の大阪フェスティバルホール公演を最後に、
まだ次のライブや楽曲発表の話が聞こえてきません。
この「島より」は、そんなみゆきさんがコロナ後、
今のところ唯一発表した新しい曲。
静香さんのみゆきさん愛が感じられて幸せでした。
そして、静香さんのために書かれたような歌いこなしも素晴らしい。
・・・が、静香さん、なんと少し間違われてしまい、
歌い終わった後
MC
「ありがとうございました。最後に間違っちゃった!」
(会場大拍手)
間違ったら、一曲プレゼントすることに決めているので(ええええ!!)
ちょっと相談してくるね。
長野や刈谷では間違えなかったのにな・・・。
(バンマスとしばし相談)
で、ピアノの演奏で始まったのは
M24(En2)「FU-JI-TSU」
いやいや、ちゃんとみゆきさん作詞曲を選曲されたのがまた嬉しい。
1番だけの歌唱でしたが、素敵なハプニングでした。
最後にメンバー全員一列に並んで
「皆様ありがとうございました
またお会いできるのを楽しみにしてます。
最後までありがとうござました。」
左がわで投げキッス繰り返し!(会場盛り上がり)
19:05 終了 規制退場

25年ぶりの工藤さんのライブ。
歌声の素晴らしさは変わらず、
そして、自分には、冒頭、最後のみゆきさんコーナーのようなリストに、
大満足なひとときでした。
しばらくは、「感受」でライブを思い出して楽しめそうです。
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