工藤静香さん 「DRESS TOUR 1997」 1997.4.25 フェスティバルホール ー思い出のライブ・アーカイブス

デビュー35周年のセルフカバーアルバム「感受」が本日発売の工藤静香さん。
最近音楽番組でも何度かお見かけしましたが、
相変わらず聴かせる歌で、実は来月久々にライブ参加予定の自分は、
楽しみでなりません。
ましてや、昨日のインスタライブで披露されたアルバム曲は、
自分も大好きな歌で、素敵なストリングスを交えて聴けるとは・・・!
今回のセルフカバーアルバムも、「そのあとは雨の中」という、
中島みゆきさんが作詞したすごく好きな曲聴きたさに、
グッズ付きの限定完全受注生産版を数ヶ月前から予約して、
今さっきようやく手元に到着!

今回は、25年前になりますが、工藤さんのライブに参加した時のライブの思い出を。
ドラマ「ゆずれない夜」の主題歌で、これまた中島みゆきさんが楽曲提供した
「激情」が素晴らしく気に入りまして、
一度彼女のライブも見たい、とチケットを入手したのでした。
ちなみに、工藤さんのアルバムは、シングル「恋一夜」が収録の「JOY」以降、
特にみゆきさんが楽曲提供されたもの中心に、最近まで一応拝聴しておりますが、
ライブ参加はこの時だけです。
※ライブの曲目は、この後発売されたビデオ「DRESS CONCERT TOUR 1997」のものを使用しております。
実際には、もう少し演奏曲があったようです。

会場暗転の後に、ピアノのソロ演奏、そして階段状のセットがライティングされるオープニング。
ビデオでも収録されてますが、この芸術的なセットは今でもライブ会場で見た印象を覚えてます。
そして、階段の上にある小部屋で、赤いドレスを着て椅子に腰掛けながら工藤さんが歌う
M1「赤いドレス」。
アルバムのタイトル曲で、アルバムでも1曲目でした。
一曲目から、その声量がすばらしいと感じました。
そして、その小部屋から出て、階段を降りながらM2「7」。
立ち上がる動作が艶かしいです。
歌もさることながら、魅せるステージングが、もうこの時点でカッコイイ。
この階段、石?みたいな模様が入ってますね。
この曲、シングル曲なのに、このライブの流れにすごく溶け込んでいていい感じ。
そして、続けてM3「Poison Kiss」。
この曲もアルバム「DRESS」の曲ですね。
工藤さん、赤いゴージャスな扇子を振りながら、伸びやかな歌声で歌われてます。
MCが入って、M4「抱いてくれたらいいのに」
いきなり流れが変わったような感じでしたが、有名なシングル曲。
実は、自分が工藤さんの歌に興味を持ったのは、
この曲を確かドラマ「時間ですよ たびたび」(だったかな)で、
アドリブっぽくいきなり歌った場面を見ていて、
「え、工藤静香さんっておニャン子出身なのにこんなに歌うまいの???」
と感じたのがきっかけでした。
ネット上のセットリストではこの曲の前に「嵐の素顔」を歌われていたようです。
(記憶にない)
M5「硝子のサンクチュアリ」
おお、懐かしい。自分が初めて聴いたアルバム「JOY」の曲。
オープニングのライティングが綺麗ですね。
そして登場した工藤さんは、白いドレスに様変わりですね。
M6「メロディ」
シングル「蝶」のカップリングだったこの曲は、ひとつ前のオリジナルアルバム「doing」収録曲。
前後の曲との流れも良く、すごく練られたセットリストなんですね。
階段の模様が変わっていて、あれはライティングだったのですね。

バンドメンバー紹介(ここをちゃんとビデオに収録しているのはいいですね)。
スローナンバーで思い出深い曲、という紹介で、
M7「Ice Rain」
シングル曲のこの曲、昔よく女性がカラオケで歌っているのを聴きました。
1994年の曲ですが、1993年までは後藤次利さんの作曲作品が続いていたのが、
1994年からセルフプロデュースになって、
「Blue Rose」「Jaguar Line」そして「Ice Rain」と
自分的には傑作の3作のシングルと、アルバム「Expose」と素晴らしい作品を残されたのは、
この後の活動の礎だったのかもしれませんね。
ちなみに、ネット情報ではこの前に「めちゃくちゃに泣いてしまいたい」も歌われていたようです。
そしてM8「Moon Water」
1995年のシングル曲なんですが、実は自分はあまり好きな曲ではなかったんです。
しかし・・・これ、ライブで見るとめちゃくちゃいい!!!
長い髪を振り回すような振り付けもかっこいいし、
歌いながら大きな手の振りも、間奏の大きな動きも素晴らしい表現力!
そして、階段を登って、最初の小部屋に入った工藤さん、
薄いカーテンを閉めて、影を見せながらのお着替えタイムです。
こういうところでも、しっかりと「魅せる」のを意識されているのが素晴らしい。
次はどんな展開になるのか、ワクワクしてますと・・・
M9「Blue Rose」
今度は真っ黒のジャケット姿の工藤さん、ハードな曲を難なく歌われながら、
階段を降りて行かれます。
この曲、自分はすごく好きなので聴けて嬉しかったのを覚えてます。
(自分の持っていたLDは、ここでAB面切り替え(余分な情報^^;))
M10「銀の爪」、M11「例えば」と「DRESS」収録が続きます。
「Blue Rose」からの繋ぎもいいし、「DRESS」も名盤ですね。
工藤さん、ジャケットを脱いで、綺麗なボディラインを披露しながらの歌唱。
「例えば」は少し懐かしい明るい曲調で、工藤さんの笑顔も可愛らしく、
いろんな表情を使い分けられてますね。
後で何か回っている・・・と思ったら、透明な椅子でした。
MCで「また間違えちゃった!」新潟公演では全部間違えられたそうです。
そして、まだ未発表のドラゴンボールの主題歌、シャ乱Qのはたけさんが作っていただいたということで、
M12「Blue Velvet」
大きなタンバリンを手に歌われる工藤さん、いや、ノリノリでめっちゃいい曲。
ドラゴンボールに合うんでしょうか??と思いながらも、
会場大盛り上がりで聴いたのは、今でも覚えてます。
この曲、本日発売の35周年セルフカバーアルバム「感受」の先行配信で披露されてましたが、
当時よりもよりカッコいいセルフカバー、来月のライブでも聴けるかな・・・。
そして、ついにみゆきさん作品、M13「証拠をみせて」。
全曲みゆきさん作詞のアルバム「静香」の1曲目で、
ライブでよく披露されているようです。
この曲もアルバム「感受」限定完全受注生産版のみ収録ということで、
早速聴きましたが、めっちゃロックでカッコ良くなってます!
ライブに戻りまして・・・
ネット上の情報ではこの前にデビュー曲「禁断のテレパシー」があったようです。
そして、その流れでM14「Jaguar Line」
いやいや、この曲も大好き。
激しいシングル曲ですが、アルバム「Expose」のラストにすっぽりとハマっていましたね。
そして、本編はここで終了。
階段を登って手を振られて、工藤さん一旦退場です。
アンコール1曲目は、これまた少し意外な、1994年のアルバム「Expose」から
M15(En1)「I'm nothing to you」
バラード曲です。白いワンピース姿の静香さん。
アルバム「Expose」はどちらかといえばロック系の激しい曲が多い中、
この曲がバラードでキラリと光っていた印象です。
ライブで聴けて嬉しかった曲。女心ですね・・・。
続いてM16(En2)「おたより」
タイトルからは想像しにくいですが、これって応援ソングですね。
力強い歌い方がいいです。

そして、Wアンコールだったでしょうか。
MCでこの曲を聴きたかった方が多いでしょうね、この曲で皆様とお別れです。
ということで、M17(En3)「激情」。
作曲まで中島みゆきさんが手掛けられたのは、この曲が最初。
そして、編曲もみゆきさんのプロデューサーを長く続けられている瀬尾一三さん。
生で聴けて嬉しかったのですが、当時、この曲を会場のあちこちに手を振りながら
笑顔で歌われる工藤さんに若干の違和感を感じてました。
が、久々にこれを書きながら、そっか、それもこの曲の解釈としてはアリかもと。
ちなみに、CDにはなってませんが、中島みゆきさんもこの同時期に行われていた
「Paradise Cafe」ツアーでこの曲をほぼ同じアレンジで歌唱されてました。
工藤さんとは対照的に、ライブ序盤(3曲目)にあっけなく登場、
確かツインドラムで、工藤さんよりもハードな歌い方で
なかなかの迫力だったように記憶してますが・・・。
(違った??)
この曲も本日発売の「感受」にセルフカバーが収録されていて、
なんだかオリエンタルなアレンジがツボなので、
ライブで聴きたいです!
そして、アルバム「DRESS」からもう一曲、M18(En4)「eternity」。
バラード曲でしんみりとライブが終了しました。
そして、ビデオには、東京公演のみ披露されたとんねるずの石橋貴明さんとのデュエット曲
「A.S.A.P」(Little Kiss)が収録されてます。
この1997年の初めての工藤さんのライブ、非常に満足したのですが、
その後なかなか参加する機会がありませんでした。
来月、久々のライブ、ファンクラブで取ってしまいましたので、
周囲の座席は熱烈なファンの方たちが大勢かも・・・。
セルフカバーアルバム収録の「黄砂に吹かれて」のストリングスの入ったバージョンとか、
(フルートを娘さんが吹いているんでしょうか???)、
ボサノバ調で斬新な「MUGO・ん...色っぽい」、
「千流の雫」・・・言い出したらキリがありませんが、どれを歌ってくださっっても
満足しそう・・・。
心して参加いたします。
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