【セットリスト・ネタバレあり】原田知世さん 40周年アニバーサリーツアー2022 “fruitful days” 20220616 オリックス劇場

原田知世さんの40周年アニバーサリーツアー初日は
嬉しいことに、地元 大阪・オリックス劇場で開催でした。
まるで小学生のように、当日朝早起きしすぎたので、
散歩(ドラクエウォーク)しがてら
会場まで歩いて行きますと、
当然ですが、まだ何も準備はされておらず・・・。
で、仕事に戻ったわけですが、
ライブの時間帯にご予約をご希望だったお客様をお断りしてしまい、
またせっかく考えていたのに、という方もおられましたら
申し訳ございませんでした。
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この先、開催中のライブに関する記述があります。
知りたくない方はご注意ください
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さて、会場へは開演20分前到着。
懐かしいファンの知人の皆様に少しお目にかかって、
着席。
今回、自分の一番好きな1階席中央部、通路側席でした。
注:記憶と走り書きのメモを基にレポ作成してますので、
間違いなど多々あると思います。ご容赦ください。
18:55 一ベル
開演時間は少し押して、19:08第一部開演
1曲目はなんだろう、と思っていたら、
M1「A面で恋して」(2020)「恋愛小説3」からの選曲でした。
「今夜君を離さないぜー」と言いながら腕を伸ばした知世さん、素敵です!
MC
こんばんは、原田知世です。
ツアー初日、大阪2年7ヶ月ぶり(2019年11月「ルール・ブルー」東大阪以来ですね)。
みなさんに会えるのを楽しみにしてました。
平日なのに、たくさんお越しくださって感激です。
少し日常を忘れて楽しんでいってください!
で、次の曲ですが、イントロから自分は耳を疑いました!!
M2「恋をしよう」(1998)
1998年の「BLUE ORANGE TOUR」以来、
ライブで歌われるのは24年ぶりです!
2曲目からすごいサプライズ!!!
(いや、終わってみればこれが一番のサプライズだったかも^^;)
しかも、みどりんさんのドラムがいい具合に響いていたり、
演奏が伊藤ゴローさんアレンジっぽくなっていて、
でも原曲そのまま(どっちやねん)って感じで非常に良かったです。
「TOMOYO HARADA-」の掛け声が欲しかったのは、欲しがりすぎ?^^;
その流れで、M3「ユー・メイ・ドリーム」(2020)
先日のNHKーBSのCoversに出演された際に歌われていて、
ライブでも聴きたいと期待してましたが、
「恋をしよう」からの流れで期待以上に良かったです。
途中に挿入されている英語のセリフ、姪っ子さんの声だったんですよね。
ストリングスの4人のカルテットの方達が、手にポンポンつけて手拍子されたり、
特に、長く参加していただいている伊藤彩さんが拳を突き上げたりされていて、
自分も真似してました!!!会場、序盤から結構ノリノリでした。
MC
ツアー始まりましたねー!
昨年の段階から、周年ライブなので、応援してくださっている皆様に
感謝の気持ちが伝わるにはどんな選曲にすればいいのか悩みつつ、
3月に発売した「Fruitful Days」はじめ、昔の曲も・・・。
音楽って、色々思い出を連れてきてくれるので、
懐かしい曲で心の旅を・・・(だったかな^^;)
M4「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ~」(2017,1983)
なんだかここ10年のライブの頻出曲のような気もしますが^^;
ただ、座っていた位置がよかったのか、
思ったよりもオリックス劇場の音がいいのか、
いや、きっと知世さんの声が素晴らしいからでしょうね、
すごくいい歌い方をされているなぁ、と思いました。
(これは第一部全体に言えますが・・・)
MC
みなさん、遠い目になりましたでしょうか。
初めてのミュージカル「あしながおじさん」のために、
松任谷由実さんが書いてくださって、
その後も何度かカバーし、ライブでも何度か披露しているうちに、
歌詞の意味合いの理解が深まったり、変化してます。
前回の2019年のライブ以降、ドラマや映画などやってきて、
特に「あなたの番です」はドラマ、映画と長く・・・。
多くの方に反響があり、菜奈ちゃんとして親しまれた数年。
実りある日々をおくれていると実感。
みなさんも、マスクしている状態ですが、リラックスして、
心の声で叫んでね!
次も懐かしい曲やります。
M5「地下鉄のザジ」(2017,1983)
この曲も5年前の35周年でもやったような^^;
しかし、これまたなんだかいい感じのノリで、
しかも、知世さん、猫のしっぽのような仕草や、
メソメソしたりの振りも、そしてなんだか歌い方が
より大貫さんの声のように聴こえたように感じました。
続けてM6「ロマンス」(2017,1999,1997)
いやいや、もう頻出曲かどうかなどどうでも良くなってました^^;
いやーこの盛り上がり、懐かしい!
コロナじゃなかったら、マスクがなかったら
「ラーララララー」と歌ったかもしれません!
MC
みなさん楽しんでますか!
2階、3階の方見えてますか!
次の曲の後に20分休憩です。
YouTube公式チャンネル開設しました。
スタッフの方に教えてもらいながらやってます。
グッズ、Tシャツやトートバッグ、キーホルダーなどあります。
次の曲は、曲を作った後にこの曲を映画の主題歌に使いたいとお話をいただいた曲です。
ちょっと季節は違うけど・・・
(ということはあの曲ですね・・・)
M7「冬のこもりうた」(2019)
ステージのバックに吹雪の映像や、雪の結晶などが映し出されて、
映画「すみっこぐらし」(映画館観て予想外(失礼)に感動した作品でした)
を少し思い出しながら、
歌詞にも出てくる「万華鏡」で見たような花の形が映し出されるなど、
知世さんの歌声と映像とのいいコラボレーションを
堪能させていただいて、第一部は終了しました。
19:47 第一部終了、休憩

20:02 ベル
20:08第二部開演
第二部の最初は、ステージ最前部に半透明のスクリーンが設置されて、
そこに幾何学模様などが映し出されるステージングからスタート。
前回の「L'Heure Bleue」のライブを思い出しました。
で、M8?「Like This」(2022)
ステージ中央に移動した長方形の布で隠れたうしろで知世さんの影が見える形で開始。
M8?としているのは、この後のMCでこの曲をカウントしないMCがあったためです・・・。
川谷絵音さんが書いてくださった、M9「ヴァイオレット」(2022)、
そして、高野寛さんが作詞のM10「邂逅の迷路で」(2022)と
ニューアルバムの新曲が続きます。
「ヴァイオレット」でステージ上部に屏風のように並んだ長方形の布に、
映像が映し出されていて目でも楽しめる演出でした。
そして、「邂逅の迷路で」では、青い絵の具を水に落として流れていくような綺麗な映像(だったかな?)。
自分が思い浮かんだのは、Official髭男dismさんの「I Love...」のジャケット写真の青い版、って(全然関係ない)。
MC
2曲新しいアルバムからお届け(あれ?Like Thisはノーカウント???)
どちらもこれまでになかったタイプの曲で、新しい一面を出してもらえた。
歌うのが楽しいとも思えた。
「fruitful days」は、オリジナルアルバムで、高橋幸宏さんや鈴木慶一さんに
楽曲で参加していただいたが、何も注文していなかったのに、落ち着いた曲をくださって、
彩り豊かなアルバムになった。
次の曲はまた遠い目になるかも・・・
30歳くらいの時、ロマンスの少し後にスウェーデンで録音した曲、
今回3回目のヴァージョンになったが、あえてオリジナルの世界線で・・・
(ということは、あの曲ですね・・・)
M11 シンシア(2022,2007,1997)
自分もこの曲はオリジナルのアレンジがいいと思います。
(2007年版を作ってくださったゴローさんには申し訳ないのですが・・・)
残念だったのは、ここあたりから数曲、知世さん、イヤモニを気にしておられて、
どうもうまく音が拾えてなかった様子。
シンシアの2番の最後「どうか教え『て』」がやや投げやりに聴こえて、
ちょっとイラッとされていたようでヒヤヒヤしました。
(自分の気のせいかもしれません、すいません)
この曲では、バックの布が三角形になるように上がってきて、面白かったです。
MC
「シンシア」は女性の方が好きだと良く伺います。
(自分男性ですが大好きな曲です)
「fruitful days」に過去の曲何を収録するかで悩みに悩んで、
この曲が残りました。
ここで、客席中央3列目くらいのお客さんが、「デビューコンサートをここでやった」と
プラカードを出されたようで、知世さん、「え、知らなかった!」というような
やりとりがありました。
(デビューコンサートって何だ???と思った自分。愛情物語プロローグ?)
(で、「話を戻そう」と某お笑い芸人の方の口癖みたいなのが知世さんから出て、自分のツボでした。)
今回は入念に準備をしましたとさ(って知世さんが言ったので面白かったです)
で、リハをやりながら、なんか流れが違うと感じて、
曲変えよう!と、リハはあと一回しかないのに新しい曲を入れた。
まあ、昔もやったから大丈夫、と思っていたら、
夢で見たことない台本が目の前にあって、
俳優さんとかも揃っておられる、
マネジャーに聞いたら「今日は結構シーン数ありますよ」と。
焦ったけれども、「いや、これは夢だから起きればいいんだ」と気づいて、
起きたらやはり夢だった、少し進歩しました、といったお話の後、
その変更した1曲、ルールブルーの曲、
ということで次の曲。
M12「夢の途中」(2018)
「L'Heure Bleue」で、知世さんが唯一作詞された曲ですね。
この曲好きなので、まさか聴けると思ってませんでしたが・・・
知世さん、2番の歌詞がかなり飛んでしまったようで、
クロールするように腕を回したり、アタフタされてました。
(それもまた魅力?)
多分、自分が作詞された作品って、途中経過の歌詞が出てきたりして間違いやすい、
とどなたか他のアーティストの方もおっしゃっていたので、
そんな感じだったのでしょうね。
前回のライブの時と同じように、レーザーやライトで幾何学模様が映し出されるなど、
見応えのあるステージでした。
L'Heure Bleueのライブはせっかく撮影したのに、その後何もないので・・・
今回こそ映像化を期待したいです!
MC
ごめんなさい、見失っちゃいました、スイマセン!
次は、「fruitful days」に高橋久美子さんが書いてくださった曲。
どこかにいる人を思いながら、丁寧に毎日を過ごす人の日記のような曲。
長く月日を過ごしていると、いい出会い、思い出もたくさんできるが、
同時に別れも経験していきますよね。
本当に寂しい別れもあるけれども、いつしか時が癒してくれるもの。
自分も、いつも(今は会えないけれども)大事な人に、
「行ってくるね」「こんなことがあったよ」と日常で声をかけたりすることがあり、
歌詞をもらった時に共感できると感じた。
・・・といった素敵なお話の後にM13「一番に教えたい」(2022)
ニューアルバムの1曲目、素敵な曲ですね。
自分も大好きですが、知世さんのMCの内容でさらに好きになりました。
MC
今年は女優、歌手の両方のお仕事ができた。
女優のお仕事は、別の自分になれて、チームで一つの作品を作るが、
作品が完成すればそこで解散になってしまう。
歌のお仕事は、長く同じメンバーで時が積み重なって、
ライブもやれて、たまに「お久しぶり」と言いながら、
同じ曲でも違う形でみんなで作り上げることができる。
自分にとって「ホッ」とする、大切な場所。
(そしてメンバー紹介)
昨日ゴローさんと大阪入りして、コロナでできなかったが、
久々に一緒にご飯を食べて、閉店くらいまでたくさん話をした。
そう、「Like This」は知世さんの声をリモートでiPhoneで録音したんだよ!
とゴローさん。
最初、日本語の歌詞がなかったけれども、やはり少しあったほうがいいと
ゴローさんから提案があり、知世さん家でPCで音楽を鳴らして、
iPhoneで録音したということです。
あとで、少しゴローさんが加工したものをそのまま採用したとのこと。
こんな2人のトークも懐かしいとおっしゃってました。
で、最後の曲ということで(え、もう!)
M14「銀河絵日記」(2018)
これまた「L'Heure Bleue」の曲ですね。
前回のライブの時と同じか、もっと進化した演奏と、
流星流れる夜空のバックが幻想的でした。
21:04 第二部終了
21:07アンコール
MC
2年7ヶ月ぶりの大阪。
ファンの皆様、元気かな、会いたいな、と思っていたら、
こんなにたくさんの方にお越しくださって嬉しい。
もう少し楽しみましょう、といった内容で、
M15(En1)「ping-pong」(2018)
これまた「L'Heure Bleue」の曲で、少し驚き。
出だしの部分でまたイヤモニがうまく行ってなかったようで、
知世さんやりにくそうでした。
軽快な曲で、会場もかなり盛り上がってました。
MC
40年前の自分がこの景色を見たら驚くだろうなぁ。
そんな自分に教えてあげたい気持ちです。(だったかな^^;)
最後にもう一曲、とおっしゃった後で・・・
M16(En2)「時をかける少女」(2017,2007,1987,1983,1983)
今回は2017年の「音楽と私」をベースにした演奏・・・なんですが、
イントロを聴いて、最初に思ったのが
「え、最新アルバムに入っていた『守ってあげたい』やらないの???」の方が強かったかも^^;
絶対聴けると思っていたんだけどなぁ・・・。
知世さん、左サイド、右サイドと動きながら伸びやかに歌われてました。
歴代自分が聞いた「時かけ」の中でもベストテイクだったかも。
会場、スタンディングオベーション!自分も立ち上がって拍手しました。
21:19出演者みなさんステージからはけられました。
が、再度ご登場で、自分の前の席の方、一度退席されたのに、
また戻って来られて、知世さんに「戻って来てくれてありがとう!」と突っ込まれてました(笑)
MC
もう一曲だけ、この曲は25周年の時の曲で、
確か大阪で最初に人前で歌った曲、そう大阪城ホールで!
(ということは・・・)
M17(En3)「くちなしの丘」(2017,2007)
いや、もう素晴らしい。
慶一さんの曲がなかった、「守ってあげたい」もなかった、
もしかしてと期待していた曲もなかった
でも、やっぱり自分はこの空間が好き。最高。
そう思えたラスト曲でした。
21:26終了

最近以前にも増していろいろな方のライブに参加してます。
どの方も素晴らしくて、みなさん趣向を凝らして、
それぞれのカラーを出されながら、いいライブをされています。
でも、やはり、自分は知世さんのライブが一番しっくりくるなぁ、
MCやイントロ1、2秒聴いただけで曲名わかってしまうなぁ・・・^^;、
などなど、ホームグラウンドのような居心地の良さだなぁと
改めて感じたライブでした。
長文でしたが、最後までお読みくださりありがとうございました。
過去に自分が参加したライブのレポートをアーカイブしております。
(1986年から2019年まで。(2014年以降が後になってます^^;))
ご興味あれば、是非ご覧ください。
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