hiro@krathoorm

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原田知世さんの40周年記念ライブを前に、
過去に自分が参加したライブの思い出を綴っております。
今回は2001年夏の「Summer Breeze」のライブ。



鈴木慶一さん、スウェディッシュ、セルフプロデュースと続いた後、
どんな音楽をされるのか、と思いつつ、しばらく間が空いて聴かせていただけたのは、
GONTITIさんとのコラボレーションによる、洋楽カヴァーアルバム第二弾。
しばらく続いていた、元気でポップな知世さんから、
なんだか随分と様変わりしたアルバム「Summer Breeze」でしたが、
自分は今でも爽やかな夏を感じたい時によく聞いているアルバムで、
エバーグリーンな色褪せないいいアルバムだと感じてます。
ライブも、そんな感じでゆったり、まったりと、
GONTITIさんのギターや知世さんの歌声に酔いしれるといった感じでした。

そして、大阪(名古屋も)公演では、GONTITIのお二人のうち、ゴンザレス三上さんが
おたふくかぜにかかってお休み、という張り紙があり、
徳武弘文さんが急遽代役に入られて「徳チチ」ユニットでの演奏でした。



ライブは、M1「I could be free」からスタート。
なんだかすでに懐かしい(この時点で4年前)と思いつつ、
GONITIさんのギターでより爽やかに生まれ変わったなぁ・・・と感じていると、
M2「消せない大文字I LOVE YOU」へ。
あ、慶一さんプロデュース曲も久々、と思っていたら、
M3「アパルトマン」
うおー!1992年「GARDEN」の曲ですよ。懐かしい。
そして、これもGONTITIさんのアレンジが良かった
M4「彼と彼女のソネット」
そして、次の曲はかなり久しぶりのM5「早春物語」
「彩」のライブ(1991年)以来ですね。
次の曲も「彩」以来のM6「TEARS OF JOY」
懐かしい上に、GONTITIさんのアレンジも秀逸。
思わず次のMCで「良かったよー」と声をかけてしまいました^^;
それが通じたのか(そんなわけはない・・・かな)
数ヶ月後にシングルで発表になります。


そしてMCを挟んで、アルバム「Summer Breeze」からの曲を続けて・・・
M7「Just When I Needed You Most」
この曲は、1998年の「アコースティック スペシャル 『カコ』」で選曲されてましたね。
M8「Scarborough Fair」前後のMCでGONTITIのチチ松村さんが、
「原曲を超えた」とおっしゃっていたのも懐かしいです。
M9「That's The Easy Part」
アルバムの中で唯一レコーディング中に選曲された曲で、
確か貴和子お姉さんが「こんな曲どう?」と提案されたというお話だったような・・・。
知世さんの高音の伸びやかで爽やかな声がいいですね・・・。

そしてここで知世さん一度退席されて、徳チチコンビで
M10「世界一陽気な男と世界一陰気な女(チチさんソロ)」
M11「11時の夜汽車(チチさん&会場の皆様!?)」
そうなんです、11曲めの最後で、会場の皆様でコーラスをするという面白い企画。
「みなさんこの曲知らないでしょうが、歌いましょう!」みたいなノリでした。

そして、知世さんが帰ってこられて歌い出された曲に、思わずクスリとしてしまいました。
M12「異邦人」
久保田早紀さんのこの曲のカヴァーは、この15年後の
2016年の初の邦楽カヴァーアルバムの「恋愛小説2 ~若葉のころ」に収録されます。
確か1990年代前半にTV番組でカヴァーされてたり、久保田早紀さんが好きでよく聴いていた、
という逸話は聴いていたものの、ライブでカヴァーされたのはこの時が初めて。
知世さん、この翌年の「Best Harvest 2002 vol.1」でも久保田さんの別の曲をカヴァーされます。
そして、M13「ロマンス」M14「シンシア」と90年代代表曲を挟んで、
M15「How Deep Is Your Love」
この曲の歌詞の中に、アルバムタイトル「Summer Breeze」が入っているんですよね。
M16「Say You Love Me」
この曲はアルバムのリード曲として、PVも制作されました。そして、本編最後は
M17「Sunny」
自分は、1987年の長山洋子さんの「VENUS」というアルバムに入っていた
「Sunny」(アルバムの5曲目で、A面の最後という感じ)が好きだったのですが、
長山さんのユーロビートなものとは全然違うのに、
このライブの時の「Sunny」はなんとなく同じ、
一区切り、といった感触がしたのが不思議でした。

そしてアンコールは、
M18「Both Sides Now」1994年の洋楽カヴァーアルバム第一弾「カコ」からの選曲。
そしてM19「You've Got A Friend」これは「Summer Breeze」からでしたね。
最後の曲は、アルバムに入っていなかったM20「Moon River」
いやいや、これなんでアルバムに入れなかったんですか!素晴らしいじゃないですか!と
感激して終了しました。
「Moon River」はこの後に出るシングルの「Tears of Joy」のカップリングになって嬉しかったです。
そして、2007年の25周年記念ライブの東京最終日スペシャルライブでも、
豪華メンバーで歌われましたね。

このライブ、自分は3日後の東京SHIBUYA-AXにも参加しました。
あまり記憶にない・・・のですが、会場で鈴木慶一さんをお見かけしたのは覚えてます。
慶一さん、自分が拝見したのは、この時と、2019年のルールブルーの時ですね。
(注:舞台上ではなくて、の話です)

200101.jpg

そして、この年の年末にシアタードラマシティで開催された、
GONTITIさんのクリスマスライブにゲスト出演された知世さんも拝見しました。
(どこかに記録メモが・・・確か「シンシア」などを3曲歌われたように記憶^^;)
また、2001年10月29日にFM802主催(?)で開催された
カフェライブもありましたが・・・
これはまた別の機会に併せて・・・。

次はアコースティックスタイルで実施された20周年ライブその1、
2002年の「Best Harvest 2002 vol.1」になります。
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