「アコースティック スペシャル 『カコ』」 1998.5.27 名古屋ダイアモンドホール ー原田知世さんのライブ アーカイブス

原田知世さん４０周年記念ライブを前に、
昔参加したライブの思い出を勝手に綴っております。
４０周年記念ライブまでに仕上げたかったのですが・・・
このペースでは間に合わないかも^^;

今回は１９９８年に東京・名古屋・大阪で開催された
「アコースティック　スペシャル　『カコ』」。
珍しく、アルバム発売に合わせたライブではなく、
シングル「恋をしよう」発売後に、
この時点で４年前に発表されていたアルバム「カコ」の名前でのライブでした。

１９９６年７月に、福岡のみで開催された「アコースティックライブ」から発展（？）させた企画。
日付にちなんで、名古屋５２７人、大阪５２８人、東京５３１人限定ライブで、
東京・大阪公演は発売１時間でSOLD OUTでした。
写真にもありますように、原田知世さんと、鈴木慶一さん、徳武弘文さん、三沢泉さんの
４人でのスペシャルなライブ、楽しみに会場へ向かいました。

会場はスタンディングではなく、ちゃんと椅子席が用意されてました。
（スタンディングで見ていた方もおられた様子でしたが、その分２階席が空席だった様子）
自分が陣取れたのは前から２列目の、パーカッションの三沢さんの真前くらいだったように記憶。
三沢さんがいろんな楽器を器用に、でも面白そうに演奏されていたのが記憶に残ってます。
三沢さん、知世さんのこの後の２００２年のライブでも演奏されていて、
さらに、そのずーっと後になりますが、
２０１５−１６年の中島みゆきさんのコンサート「一会」でもお見かけして懐かしかったです。




セットリストはこれでした。
　１　１　ｏｒ　８
　２　消せない大文字Ｉ　ＬＯＶＥ　ＹＯＵ
　３　雨音を聴きながら
　４　Ａｎｇｅｌ
　５　２０世紀の愛のようなはかないあの歌
　６　ロマンス
　７　Ａｓ　Ｔｅａｒｓ　Ｇｏ　Ｂｙ
　８　ＴＨＥ　ＬＩＴＴＬＥ　ＢＩＲＤ
　９　Ｊｕｓｔ　ｗｈｅｎ　Ｉ　ｎｅｅｄｅｄ　ｙｏｕ　ｍｏｓｔ
１０　ＢＯＴＨ　ＳＩＤＥＳ　ＮＯＷ
１１　Ｈａｐｐｅｎｉｎｇｓ　Ｔｅｎ　Ｙｅａｒｓ　Ｔｉｍｅ　Ａｇｏ（慶一さんソロ）
１２　Ｃｈａｎｇｅ　ｔｈｅ　ｗｏｒｌｄ（慶一さん＆知世さん）
１３　ひまわりの丘で
１４　青空と白い花
１５　ＬＯＶＥ
１６　裸足のマリア
１７　恋をしよう
１８　Ｉ　ｃｏｕｌｄ　ｂｅ　ｆｒｅｅ

（アンコール）
１９　Ｐｅｒｃｙ’ｓ　Ｓｏｎｇ
２０　シンシア

スウェディッシュの曲も、慶一さんプロデュース曲も、アルバム「カコ」の曲も、
そのほかのカヴァー曲も色々混ざっていて面白いセットでした。



発売になったばかりのシングル「恋をしよう」、
そのカップリングのJ-PHONE関西CMソングだった「Angel」
そして、ちょうどこの頃日産のCMソングで知世さんが歌われていた「Change the world」を
慶一さんと歌われていた（主にサビを知世さん、それ以外を慶一さんだったと記憶）んですが、
これ、結局音源化されなかったので貴重なライブでした。



M13とM14は、この年の８月に発売になる「BLUE ORANGE」からいち早く披露された曲。
このライブのすぐ後、６月６日に大阪・泉佐野の映画祭で、
主演された映画「落下する夕方」がいち早く上映された
（しかも合津監督と知世さんの舞台挨拶まであった）のですが、
その映画を見たときに、ちょうどその映画の雰囲気にピッタリ、と感じたのを覚えてます。
この数年後の２００２年のシングル「空と糸-talking on air」（この時点でも久々の慶一さんプロデュース）
（NTTドコモ「ケータイ家族物語」CMソング・・・でしたが関西では流れませんでした）
のカップリング曲「届かないLove song」もオマージュ（？）を感じられて自分は好きです。

M16「裸足のマリア」では、知世さん（多分）初めてギターを手にされて、演奏されてました。
ギターは、２０１７年の３５周年記念ライブ「音楽と私」の「くちなしの丘」でも弾かれてましたね。

アコースティックスタイルはこの時が初めてでしたが、
２０００年の「Summer Breeze」のライブ（GONTITIさんとのコラボ）、
２００２年の「Best Harvest 2002 vol.1」のライブなどもアコースティックスタイルでした。
アコースティックは知世さんの歌声をじっくり聞けて自分はいいと感じます。

そして次は、同じ年にスウェーデンメンバーと一緒に素敵なライブを届けてくださった、
「BLUE ORANGE TOUR」になります。