【ネタバレあり】渡辺美里さん 「スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ “雨のバカ~” 2022」 20220423 Zeppなんば

渡辺美里さんのライブへ行ってまいりました。
美里さんのライブは1994年のBaby Faithのとき以来、28年ぶり3回目の久々の参加になります。
今回のライブ、1989年に大雨で途中で中止になった伝説の西武球場ライブのその先へ、という企画。
実は実施されるのを知ったは結構最近、熱心なファンのお客様の話からでした。
しかも、1989年は「Flower Bed」という、
自分の中でも美里さんの好きなアルバム上位に入るアルバムのリリース年。
きっとセットリストは二度とない素晴らしいもののような予感・・・
しかし、土曜日・・・うーーん・・・仕事・・・
と思ったものの、昨今の世界情勢から、観れるものは今のうちに、後悔ないように!
とのマイポリシーに従って、なんとか残っていたチケットをゲットして参加したのでした。
幸い、昨日も朝から2名のお客様にたっぷりと長時間のお仕事をいただき、
終了して働いた感ありで、罪悪感なく参加して参りましたが、
この時間帯にご予約をお考えだったお客様には、申し訳ございません。
(参考記事)
No.4 Flower bed /渡辺美里 -1989年のMy Best Album10
(2020年8月3日の記事)
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この先、開催中のライブに関する記述があります。
知りたくない方はご注意ください
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さて、前日予習がてら色々拝見してますと、なんと美里さん本人のTwitterに、
今回のライブのお土産です!と上のエコバッグがしっかりと映ってまして、
え、これってセットリスト!?
って驚いたのです。
まさかねーと思いながらも、自分が好きなアルバム「Flower Bed」の中でも、
特に好きな「White Days」が入っていたりで、
このリストのまましてくれたらいいのになぁ・・・と期待しながら会場に向かいました。
開演の30分前から入場なのですが、全然列が進まず、列が消化されないまま開演時間に。
なんと、全員入場し終える前にライブが始まってしまいました。
自分、ロビーでウロウロしている間に、どうも1989年の伝説の西武球場のライブ映像、
有名な「青春はうまくいかないもんだ、雨のバカー!」のあたりが流れてそうでした。
そして、階段を登って2階にあがろうかと思っているときに
M1「パイナップル ロマンス」
えーーーそんな、全員着席する前からライブを始めるなんてありー!!!
と思いながらも、なんとか自分の席を探して定位置につきます。
2階席ながら、どセンターで美里さんの真正面。素晴らしい。
なんとか最後の方の3連手拍子に間に合いました。
っていうか、Zeppなんば2回目ですが、こんなに音響よかったでしたっけ。
きっと素晴らしいミュージシャンの方達がこだわって音作りされたんでしょうね。
M2「It's Tough」
あれ、やっぱりあの記念品バックの通りのセットのようですね。
この曲、ライブで聴くとノリよくっていいですね。
ここでMC。
確か、「わかる人にはわかるこのタイトル、前代未聞のセットリストを事前に公開してます!」
みたいな感じで、ということは、あの曲順で行くんですね!素晴らしい!
M3 「Lazy Crazy Blueberry Pie」
これはファーストアルバムの曲ですね。懐かしい。
ライブで聴くとこんなにグルーブ感が出るのかと感じました。
またMC、「次の曲はもう55才になっちゃったけど・・・・」で
M4「19才の密かな欲望」
この曲、1988年のアルバム「ribbon」でリアレンジされているのですが、
今回はオリジナルの2ndアルバムのオリジナルヴァージョンに近かったかな。
M5「White Days」
きました。今回自分が一番期待していた曲です。
暗い曲ですが、これを生で聴ける日が来るなんて長生き(?)するものです。
美里さんの歌声、当時と変わらないのではないかと思うくらい伸びやかでいい感じ。
M6「Lovin' You」
セカンドアルバムのタイトル曲。2枚組のオリジナルアルバムなんてすごいですよね。
確か当時10代初の、という触れ込みだったような。
バラード続きで聴かせていただけました。
MC
あの1989年のライブ、ライブが始まってからすぐに裏方では、
警察、消防・・・さまざまなところから「中止せよ」と大変だったんだよ。
っていう話だったか。
そして、実はここからは元々のライブではアンコールのつもりだったセット、ということで
そんな感じで聴いてください、とのこと。
M7「やるじゃん女の子」
1989年、「Flower Bed」の曲。
この曲も自分好きなんです。
1992年のリメイクアルバム「HELLO LOVERS」にリアレンジのヴァージョンがありますが、
この曲もオリジナルに忠実なアレンジで懐かしかったです。
M8「GROWIN' UP」
これも1stアルバムのオリジナルのヴァージョンに近いアレンジ。
もう懐かしさに涙出そうです・・・。
曲続きでメンバー紹介あり。
M9「恋したっていいじゃない」
うわ、懐かしい。
D/A/T/E チャチャ、チャ のコール、体が覚えてました!
MC
次の曲で第一部は終了、そしてついに「パイナップル ロマンス」のその先、第二部に行きますよ!
その間換気のため休憩しますね・・・ってな感じでしたか^^;
M10 「すき」
アルバム「Flower Bed」の最後を締めくくる、大江千里さん作曲の名曲。
いやーこの曲も自分大好き。
1989年のライブでもこの曲だけは確かやったんでしたっけ???
(後でパンフ見たら、やはりやったって書いてありました。
自分はその頃まだ田舎暮らしの学生でしたので、ライブビデオでしか観てないのですが・・・)
大雨の中歌う美里さんの印象があります。

約20分の休憩。
美里さんの声で「そろそろ席に戻ってねー」のナレーションがあったと思います。
さて、第二部はどんな曲が待っているのでしょう。
M11-1「虹を見たかい」
そうきましたか。いやいやこの曲も好きです。
かっこいいですね。
そう、「Flower Bed」のその先へ、というのが次のアルバム「tokyo」の曲になってます。
舞台後ろにアルバムジャケットも映ってました。
M11-2「恋するパンクス」
メドレー形式で次の曲へつながります。
これまた懐かしい。
自分、「tokyo」はあまり好きなアルバムでなかった(というか当時受験生であまり音楽聞けてなくて・・・)のですが、
いやいや、いいかも・・・
M11-3 「サマータイム ブルース」
これも、オリジナルバージョンのアレンジ(1992年「HELLO LOVERS」ではなく)
いやーこの曲もいいなあ。
そしてMC
1989年の西武球場は、まだ4回目の西武球場で、そのあとの方がズーーーっと長い。
というわけで、このライブもまだまだ行きますよ!
次は「M12」とリハで言っていたメドレー!
・・・ということで、Mの番号を合わせております。
M12-1 「夏が来た!」
1991年のアルバム「Lucky」も自分の好きなアルバム上位に入ります。
どの曲も好きです。
「夏が来た!」はそのオープニングの曲でしたね
M12-2 「ジャングル チャイルド」
次の曲が1993年の「BIG WAVE」の曲。
え、「Lucky」からは1曲だけ・・・!!!
M12-3 「BIG WAVEがやってきた」
自分が行った「BIG WAVE」のライブの時の曲をもう一度聴けるとは思ってませんでした。
ついでに、このまま「オードリー」を歌ってくれたら泣きます!と思っていたら・・・
M12-4 「JUMP」
そんな、「Lucky」に逆戻りなんて反則です!!
この曲、生でもう一度聞けるとは思いませんでした。
「Lucky」の中でも今聴いても感動する青春の曲。
M12-5 「卒業」
そうでしょう、「Lucky」はいい曲揃いですものね。
今の時期にぴったりな小室哲哉さんらしい曲。
M12-6 「いつかきっと」
また「BIG WAVE」に戻りました。
この曲はシングル曲でしたね。
M12-7 「ムーンライト ピクニック」
あー残念(?)1994年の「Baby Faith」の曲になりました。
このライブにも行きました。この曲も昔、聴いた。懐かしい・・・。
M12-8 「真夏のサンタクロース」
この曲も好きです。
昨年のクリスマスにこの曲を聴いて、早く海外に行って、暑い国でサンタを見たいと思ったのですが、
今年はどうなりますでしょう。
というか、このメドレーいつまで続くのでしょう・・・・???と思いつつ聴いておりました。
M12-9 「とびだせ青春」
1996年の「Spirits」に移りました。
このアルバムからは自分があまり聴けていないエリアになります^^;
かろうじて曲名は知ってました・・・。
M12-10 「My Love Your Love たったひとりしかいないあなたへ」
この曲はシングルでしたね。かろうじて知ってました。
M12-11 「太陽は知っている」
1998年の「ハダカノココロ」の曲になりました。
この曲は大江千里さんの曲なんですね。初めて聴いたに等しいような感じでしたが、いい曲だなぁと聴いてました。
M12-12 「素顔」
ピアノと歌声が切なくマッチした出だしが印象的。サビまで来て、「あ、聴いたことあるかも」^^;
M12-13 「あなたの好きな歌」
2000年のアルバム「Love Go Go!!」の曲。
なんと13曲連続のメドレーでした。

MC
M12は13曲メドレーの構想を立てたが、バンマス経験者ばかり集めた素晴らしいメンバーだからできたこと、などだったと記憶。そして、実はバンマスしてなかった方もおられたようで・・・。
そして、次の曲も2000年の頃に作った曲ということで、
M13 「サンキュ」
同じ「Love Go Go!!」の曲ですが、この曲はメドレーではなくフルでのご披露でした。
確かギターとサックスだけのシンプルな構成だったかと。
バラード曲で聴かせてもらいました。
「たとえ世界が暗闇でも」っていうのが、少し今の世界情勢と絡めての選曲だったのかな、などと思ったり。
MCで挟まれていたのはきっとこの曲へのこだわりですよね・・・。
MC
まだまだ「その先」は続きます・・・
(そろそろ時間じゃないのかな・・・と思ったりもしましたが、まだまだ続きます。)
M14-1 「ソレイユ」
2002年のアルバム「ソレイユ」のタイトル曲。
後でMCでおっしゃってましたが、晴れを願ってこんな曲を作りました、とのことでした。
M14-2 「夏灼きたまご」
かろうじて曲名を覚えてました^^;
自分の座っていた2階席の多くの観客は、
この辺りのアルバムはあまり聴かれていない方も多かったようで^^;
ゆっくり座って鑑賞させていただいておりました^^;
M14-3 「Song of the Asking」
いやいや、ちゃんと聴かないとダメですね。この曲自分めっちゃ好きなタイプの曲です。
よくぞ選曲してくださいました。
M14-4 「トマト」
2005年のアルバム「Sing and Roses」の曲。
歌詞の中に出てくる「トマト」を聞き逃さず、そういえばそんなタイトルの曲があったかと^^;
M14-5 「Orange」
2003年のアルバム「Orange」の曲。あれ、ここもリリース順が逆になってますね。
自分のメモが間違ってるかも^^;
ここから転載すると間違ったまま転載されるかもです。お勧めしません。
M14-6 「Blue Butterfly」
何の自慢にもなりませんが、自分、この時代のアルバムでほぼ唯一、
2004年の同タイトルのアルバムは気に入って聴いてました。
この曲も覚えてました。でも、他にもアルバムで聴きたい曲も・・・
M14-7 「小指」
あれ、こんな曲「Blue Butterfly」にあったっけ?と思えば、「Orange」の曲でした。
でも、このなんとなく切ない曲調は好きかもです。ってかよく聴いたら知っている曲だった・・・。
M14-8 「蝶のように 花のように 〜You are the only one」
あ、これ来ましたか!「Blue Butterfly」に戻ってきました
以前お客様にお貸しいただいた西武球場ライブDVD BOXで、この曲のフリをしたいと思っていたのです。
ついにその時が・・・・できませんでした^^;
といいつつ「ウ、ハ、ウ、ハ」は見よう見まねで楽しませていただきました。
予習は必要ですね・・・。
そしてMC
・・・内容忘れました^^;
あ、そうだそうだ、「熱情」(タイトル選定時に「情熱」かどちらがいいか)という曲の話をしていて、
でも今日は歌わない(え!?)。
みなさん、我々も体を労わる時期ですよね、ボロボロですよね・・・で次の曲へ。
M15-1 「私のカルテ」
2007年「ココロ銀河」の曲なんですね。
美里さんがこんな曲を書かれていたのは知りませんでした。
M15-2 「ココロ銀河」
アルバムのタイトル曲が続きました。
ライティングがすごく綺麗でした。
そしてこの曲もすごくいい曲ですね。
M15-3 「青い鳥」
そして、歌わない宣言の「熱情」を飛ばして、アルバムの曲順で歌われたのですね。
いやいや、この曲も好き。
これを機に、美里さんの最近の曲もちゃんと聴きましょう。
M15-4 「点と線」
TM ネットワークの木根さんの作品なのですね。
言われてみれば・・・。
2015年「オーディナリー ライフ」の曲だそうですね。
この後のMCにつながる曲だと後でわかります。

MC(これがラストで、この先はアンコール的な位置付けだったのかと)
1989年の自分にもし今の自分が言えるとすれば、
30年以上先にもこんなに素晴らしい仲間がいることを伝えたい。
そして、そう言えるのは、ずっと自分が音楽を続けてきたから。
・・・・美里さん、素晴らしいです。
自分も、30年後にそう思えるように仕事を頑張ろう!と勇気をもらいました。
そして、ラストセクションへ・・・
M16(En1?) 「オーディナリー・ライフ」
アルバムのタイトル曲ですが、その前のMCと「咲き続けよう」の歌詞がリンクして、
少しうるっときてしまいました。
M17(En2?) 「すきのその先へ」
2019年「iD」の曲。
このアルバム、過去の曲をモチーフに新たな曲を作ったというコンセプトで、少しかじってました。
この曲は、「すき」のアンサーソングとして、大江千里さんが新たに書き下ろされた曲。
歌詞も本歌とリンクしてますね。
そっか、「その先へ」はこの曲からとられたんですね。自分はここでやっと気づきました。
1989年の「その先へ」がこの曲なんて、なんて素敵なセット。
M18(En3?)「It's ALL RIGHT」
この曲も同じアルバムの曲。
第二部は基本年代順に並べただけ、のセットなのに、意味深な感じでいいですね。
そう、まだまだ旅は続くのですね!
最後に、みなさんでビニール手袋して手を繋がれて、横並びされてました。
ここで終了、なんと休憩20分を挟んで、3時間のライブでございました。
本当に「その先へ」が長かった・・・。
でも、知らない曲でもたくさんいい曲があるのを知れて、いい機会でした。
規制退場のアナウンスも美里さんの声で、
最後の画面は写真撮影いいですよーとのことで、皆様パシャリと。

28年ぶりに参加した美里さんのライブ。
予想以上に満足度の高いライブで、また来たいと思ってしまいました。
ちょうど先日出たカバーアルバムで、自分が好きな大江千里さんの「Rain」を歌われていて、
ビルボードでそのアルバムのライブをされるみたいなので、
行ってみようかなー。と思っています。
何せ知らなかった曲も多く、メモも中途半端だったので、間違い多発の可能性あります。
ご容赦ください。
あと、タイミングなど注意しながらやってましたが、
自分の席の近くで、頻繁にスマホにメモして迷惑だったと思われた方ももしかしたらおられたかも・・・
どうぞご容赦ください^^;
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