hiro@krathoorm

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小柳ゆきさんのビルボードライブへ行ってまいりました。

2000年10月の大阪城ホール公演を見て以来、なんと21年ぶりのライブ参加。
これには理由があります。
その21年前のライブ、歌は素晴らしかったのですが、彼女のMCがあまりにも・・・で、
アリーナ席のお客さままでラストの曲の歌唱中にもかかわらず、
列を成して帰ってしまていったという苦い思い出。
その後も、彼女の曲は折を見て聴いており、いいなぁと思うこともあったのですが、
なかなかライブに足が向かなかったのです。

今年はビルボードライブの会員になったことや、
店によくお越しくださるお客様で小柳さんのライブに通われている方もおられ、
色々お話を伺ううちに、もう一度行ってみよう、という気持ちになりました。

そして、なんと今年7回目のビルボードライブ大阪へ・・・
さすがに今日が今年最後の訪問になり、しばらく来ることも・・・ないかな?


以下、備忘録がてら、ライブレポです。
小柳さんのファン歴は初心者ですので、間違いなどあっても多めにみてくださいね^^;



01「Silent Night」
1曲目は英語詞で「きよしこの夜」。
繊細、でも伸びやか、いつの間にかパワフル!と小柳さんでないとこういう仕上がりにならない、という強烈なオリジナリティで、1曲目から震えました。
おいおい、なぜ自分は21年も生歌を聴くことがなかったのか・・・もうこの時点で激しく後悔。
でも、今回ライブに参加できたのは本当によかった、とこの時点で感じました。

02「remain~心の鍵」(2001)
2曲目は既に懐かしいシングル曲。
小泉今日子さんやTHE BOOMの宮沢和史さんが出演されていたドラマ「恋を何年休んでますか」の主題歌でしたね。
2000年のシングル「愛情」「Be Alive」の後、あまり自分の好きなシングルが続かなかったのですが、この曲は大好きでした。
初めて生で聴くこの曲にうっとり。

03「be alive」(2000)
まだ序盤なのに、自分が聴きたかった曲の連続。
この曲、懐かしいですが、小柳さんの歌声は20年前より艶やかで、こんな近い場所で聴けるのは超幸せだと感じました。

04「New York, New York」
また洋楽のカヴァー曲。
自分が初めて彼女のアルバムを聴いたのは、洋楽カヴァーアルバム「KOYANAGI the Covers Project 1」で、その歌いこなしに驚愕したのですが、1曲目の「Silent Night」もこの曲も、自分の持ち歌かと聴き間違えるほどの素晴らしさ。
ご本人、確か英語は話せないと昔おっしゃっていたと思いますが、そんなふうに思わせないのは素晴らしいですね。

ここで、初めてMC。
今回の3ピースでYouTubeにアニメソングのカヴァーなどをしていることや、
次の曲はゲーム「メタルギアソリッド」の曲ということで、
会場にアニメファンやゲームファンの方がどのくらいいるか、
拍手で聴いてみたところ、アニメは割と多いものの、ゲームファンはあまりいないという結果に。

05「Snake Eater」(2004)
元歌を聴いてないのですが、これも彼女の曲と言われたらそう思うかも。
YouTubeで聴けますね。

06「Prelude」(2020)
Snake Eaterに続いて披露された曲は、この後のMCで昨年発売されたアルバム「SPHERE~宇宙~」の曲と紹介されました。そのアルバムを聴いていなかった自分は、帰ったら絶対に聴こうと思いました。
いやいや、これもいい曲。


ここでまたMCなのですが・・・
最初にご本人から「異次元のMCへ(だったかな)」とお断りがあり、そういえば、以前「アウトデラックス」にご出演された際に「龍」の話で会場をざわめかせたというエピソードを思い出しましたが、今回は、次の曲にちなんでパラレルワールド「並行世界」の話・・・ということで、なぜかピアノの櫻井さんの子供の頃の怪奇現象話(?)が。
会場の皆様、温かい拍手で、櫻井さんも小柳さんもほっとされたのでは^^;

07「サイドウェイー並行世界ー」(2020)
これも昨年のアルバムの曲ということですが、歌詞が意外にも日本風で、先ほどの櫻井さんの怪奇現象話(おばあちゃんの手が出てきました)とリンクしていたのですね。これもいい曲。

08「白い恋人達」(2001)
歌い出しの歌詞が「あれ、この曲知ってるけど、なんだっけ?小柳さんの曲にこんなのあったかな」と勘違いさせるほど、ご本人の曲のように歌いこなされていて、サビになって「あ、桑田さんの曲だった^^;」と思ったくらい。
決して桑田さんのモノマネではなく、カラオケでもなく、彼女の歌のように歌うっていうのはなかなかできないことですね。これも感激。

09「愛情」(2000)
待ってましたー!!!と会場のあちこちから声が聞こえたかと錯覚するくらいの盛り上がり。
自分もこの曲が彼女の曲で一番好きかも。当時カラオケでよく歌ってまして、「欲しいのはあなたの愛だけーーー」と先輩に向けて歌って「え、俺の愛???」とドギマギさせたのが微笑ましい思い出です^^;
3ピースだけだったとは思えない盛り上がりで、しかも、最後に小柳さんが呟くように歌う場面の前に大きな拍手が起こってしまい、後で「大阪の皆様は反応が早すぎて素晴らしい」というMCになりました^^;

10「Think」
アレサ フランクリンさんの曲のカバーが続きました。これも会場ノリノリで自分も立ち上がってリズムを取りたい衝動にかられました。小柳さん、左右にも動きながら、大きく体を揺らしての熱唱。
あのスリムなお身体のどこからこんなソウルフルな歌声が出てくるのでしょうか???



そして最後のMC。
今回はアンコールなしであと1曲で終了とのこと。
良いクリスマス、そしてお正月を、とおっしゃった後で

11「あなたのキスを数えましょう~You Were Mine~」(1999)
デビュー曲ですね。
この曲も、20年ぶりに生で聴いたのですが、当時よりも良いというのはすごいことですね。
聴き入ってしまいました。
で、最後かと思えば、続いてアカペラで英語詞を歌い出されて・・・

12「Have Yourself a Merry Little Christmas」
この曲は後で調べましたら1944年のミュージカルの曲が元曲だったそうで・・・。
最後まで疲れ知らずの伸びやかな素晴らしい歌唱で魅せられました。

歌詞に出てくる「Freedom」というのにちなんで、大阪の会場も「Freedom」だとおっしゃってました。
(会場の反応に応えて・・・)

で、本当にアンコールなしで終了。
お約束的なアンコールはなし、ってのもありかも、とかえってこの方がいいかもと感じました。


いや、自分絶対次の小柳さんのライブにも行きます!
と確信したくらい、素晴らしい今年の音楽ライブ(?)納めになりました。
Bassの鳥越さんが弦を上手く使ってバイオリンのような音を出されたり、リズムを取られたりしていたのも興味深かったです。
どこかでお名前を拝見したような・・・と思っていたら、原田知世さんの洋楽カバーアルバム第三弾の「恋愛小説」(2015)に参加されてました^^;
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