hiro@krathoorm

hiro@krathoorm

-


月曜日、平日で仕事は暇だと思っていたところ、
ありがたいことに、朝から1件、夕方から1件ご予約をいただいて、
その間にビルボードライブに斉藤由貴さんのライブを見に行っておりました。

斉藤由貴さん、3月の「水響曲」のライブの余韻も残る中、
なんと年に2回も見れる贅沢さ。
前回は武部聡志さんの手がけた初期のシングル中心だったので、
今回は、アルバム曲(特にクリスマス関係)や90年代のアルバムなんかからもセレクトされるかなー
などと考えながら会場に向かいました。
予想は当たっていたような外れていたような・・・

(関連記事)
【後半ネタバレあり】斉藤由貴 ~Billboard Live Tour "水響曲" featuring 武部聡志~ 20210306 2nd STAGE
(3月6日の記事)

==============================
この先、開催中のライブに関する記述があります。
知りたくない方はご注意ください
==============================












15:30ちょうどに開始になったライブは、
なんと最初からクリスマスソング(英語詞)のカバー。
しかも2曲連続です。
ここですでに斉藤由貴ワールドが始まっていたようなうっとりしてしまう歌声と仕草。
青いワンピース(?)の衣装にはサンタなどのクリスマスにちなんだ絵柄が見えていたような・・・。
(カジュアル席だったので、あまりよく見えず・・・)

そしてMC。
今回よくおしゃべりされてました。
(その分曲が少なかったような・・・)

3曲目が「手拍子などして楽しんでくださいね」(だったかな)と言われつつ歌われた
「12月のカレンダー」(From Al「風夢」1987)
懐かしい!
「風夢」当時よく聞いていたアルバムです。
由貴さんもジングルベルを鳴らされるなど、ノッテおられました。

そして、ここからほぼ1曲づつMCが入りまして・・・。
次は3月のライブでも披露された「AXIA〜かなしいことり」(From Al「AXIA」1985)。
この曲の主人公、ご本人が「ひどい女」とおっしゃっていて大笑いしそうになりました。
そしてもっとひどい女の歌、ということで次の曲「Where〜金色の夜」(From Al「TO YOU」1988)。
クリスマスライブということでこの曲を歌ってくれないかなーと思っていた自分には嬉しいハプニング。
そんなにひどい女だっけ???と改めて歌詞をじっくり見ると・・・ホントひどいかも。
え、もっと清らかな曲だと思ってこれまで聞いてました^^;
パーカッションのクリストファーさんの冒頭のスチールドラム捌きが素晴らしかったです。
曲全体のアレンジも大幅に違ったような・・・。

ここで衣装がえ。
黒の色っぽい水玉模様(?)の衣装でした。

次のMCで、デビュー当時にどんな曲を歌うのがいいのか試しに4曲ほどデモテープをとって、
その時のラインナップが、

中島みゆきさんの「悪女」
あみんさんの「待つわ」
松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」
と後一曲(ご本人も思い出せない)

だったそうで、この中から、筒美京平さんと松本隆さんのゴールデンコンビを今回は歌いたかったので、
ということで「SWEET MEMORIES」を歌われました。

ええ、もちろん斉藤由貴さんの色に染まったこの曲もすごくよかったです。
しかし、できれば由貴さんの歌われる「待つわ」か「悪女」が聴きたかったかなー。
というのが個人的感想。
そういえば、以前斉藤由貴さんは中島みゆきさんの「夜会」(確か「シャングリラ」(1994))を見に来られていて、最後非常に感激されていたという目撃情報を聞きましたが真相はいかに・・・

次の曲は筒美京平さんの曲に由貴さんが詞を書きました!ということで「なぜ」(Al「moi」(1994))。
この時代の曲を聞きたかったので嬉しかったです!
続けて、今回唯一の(ご本人の)シングル曲「初戀」(1985)。
サビの部分で伸びやかな歌声がいい感じでした。

確かこの辺りで唐突に「鬼滅の刃」ネタのMCが・・・。
バンマスの方からほっこりした(だったかな?)話を何か、ということでセレクトされた話題だったようですが・・・。
うーーん、不要だったかも^^;

そして、本編最後の曲は、これまでに歌ったことのない他の方の曲。とのご紹介。
何だろう?と思っていると、聞き慣れたピアノのフレーズのイントロが。
薬師丸ひろ子さんの「Woman〜Wの悲劇より」(1984)
作詞は松本隆さんですね。(作曲はユーミン)
・・・すごいです。びっくりしました。
歌い出しなんてもう由貴さんの持ち歌かと思うくらいのオリジナリティ。
さすが女優さん、と思わせる表現力に圧倒された選曲でした。




アンコール、MCで「何を今歌うのか考えたときに、これがいいと思いました」とおっしゃった後、
詞の朗読が始まりました。
そして歌「Smile」(From 映画「Modern Times」(1936))
・・・いやいや、やられました。素晴らしい。
数年前に上白石萌音さんもカヴァーされてましたが、
この曲を今選曲された由貴さんの想いに触れられて、
暖かい心持ちで帰路に着くことができました。
そう、この暖かさがクリスマスライブの醍醐味だったのですね!



斉藤由貴 X‘mas live 2021 at Billboard Live OSAKA
20211206 1st STAGE セットリスト

※あまり自信がありません。間違えていたらごめんなさい

 1 O Christmas tree
 2 Winter wonderland

 3 12月のカレンダー

 4 AXIA〜かなしいことり

 5 Where〜金色の夜

   Blue Christmas(By KAZCOさん(コーラス))※衣装チェンジ

 6 SWEET MEMORIES

 7 なぜ
 8 初戀

 9 Woman〜"Wの悲劇"より


(アンコール)
10 Smile


関連記事
Posted by