hiro@krathoorm

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この3日間、仕事の合間(?)を縫って、To Be Continuedさんのイベントとライブへ行ってました。
その間、ご予約をお考えいただいていたお客様、
最大限お早めにいただいたご予約はお受け致しましたが、直前はお受けできませんでした。
すいません。許してください。明日からは真面目に働きます。

さて、1日目は枚方T-SITEで行われたフリーライブ&特典お渡し会。
さすがに営業日なので、当日の仕事のご予約が入ったら諦めるつもりでしたが、
夕方、ご予約がないのを理由にして、急遽参加しました。




会場に到着すると、もう開演の18時直前でした。
スタッフの方に紛れて(?)いたボーカルの岡田浩暉さんが突然ステージに立たれてびっくり。
「手紙」と「君だけを見ていた(2021Version)」の2曲を披露。
「手紙」の最初の部分がなかなかうまくはじまれないハプニングが生ならでは。




そして、特典お渡し会。
時間ギリギリの到着でT-SITEでCDを買っていなかった自分は、
急いで2階のCDコーナーでCDを買って並びましたが、一番最後。
というか、男性で並んでいるのはもしかして僕だけ・・!?
順番が来ました。

「最後がこんなおっさんですいません^^;」
「いえいえ、男性ファンの方嬉しいです。以前から聴いていただいていたのですか」
「実は、愛がまちがえるなんて(1992年、ブレイク前の5枚目のシングル)の時のクリスマスライブに行きました。」
「うわ、久しぶりに来てくれたんだね」
な、なんと、その後、岡田さん僕の目の前で、その「愛がまちがえるなんて」のサビを歌ってくれました。
ついつい一緒に歌ってしまった自分、いやいや今は自分が歌う時ではなく、聴く時!!!!と自分で突っ込みながら。
「実はOne and onlyも好きなんです」
決して期待して言ったのではありません・でも、すぐに岡田さん、「夕陽に染まるー・・・」と歌ってくれました。
もう、これだけでこの日参加した甲斐がありました。




2日目は梅田のHEP HALLで行われたFM大阪の「キン☆ボシ Happy Hour」の公開収録。
定休日の火曜日でしたので、これは安心して参加できました。
事前に梅田のタワーレコード(2店)でCD購入すると参加券がいただけました。




HEP FIVEの下はしょっちゅう通るのですが、中に入るのなんて何年ぶり!?
待ち合わせ場所に少し迷ってしまい、到着したのは結局集合時間に。
前日の枚方T-SITEよりも少し男性ファンが多くて安心。
開場前に並んでいた時に、昨日のイベントで「男性ファンのおかげで「One and only」が聴けてよかった」とTwitterで呟いていただいていた女性の方と話ができて楽しかったです。
長年のファンの方のようで、その情熱に驚くばかりでした。




ラジオの公開収録ということで、DJのしもぐち☆雅充さんが岡田さんにインタビューする形で進行。
俳優業の話や、今回の再結成の経緯など興味深い話が聞けました。
なんと、この日も岡田さんがステージで2曲(枚方と同じ)歌披露、
この日も「手紙」の出だしに苦戦されてました。
(なんか違和感があると思ったら2番から歌われていて、歌い直されたり・・・緊張されていたのかな)
そして最後にまた参加者一人一人との交流、お見送りの時間までありました。
昨日も参加して覚えていただいていたのか、
自分の番がくると大きく手を振って歓迎してくださってびっくり。
今から思えば、自分も同じテンションで手を振りかえすべきでしたが、
あまりの驚きに「あ、どうも」くらいになってしまったのが今も激しく後悔。
収録の最後で岡田さんが語っておられたお話に感動したことと、
次の日のビルボード、昼の部は仕事で行けないけど(ありがたいことにすでにこの時点でご予約いただいてました)、夜の部は必ず行きますので、楽しみにしてます!とお伝えしました。
もっと気の利いた会話をすればよかった・・・。
しかし、2日連続で歌も聴かせていただいてお話してグータッチという、期待していなかったまさかの展開にこの日も大満足で帰りました。
この日の収録内容は、来週12日(金)にオンエアーとのことです。




さて、いよいよビルボードライブです。
もともと18:30開始の2ndステージを予約していたのですが、
幸いなことに、ちょうどいただいていたお客様のご予約が15:20くらいに終了予定、
それならば少し遅れるけれども1stステージも!と、
急遽当日の朝に1stステージのチケットも買います。
お客様をお見送りして、自分もシャワーを浴びて、
ここは奮発してタクシーで会場へ。
その時は何曲目だったのかわからなかったのですが、
会場に入ると「夏のページ」の懐かしい歌詞が耳に飛び込んできました。
2ndステージを後で見ると、なんとまだ2曲目だったようです。よかった。



ここからは、2ndステージの最初からレポートします。

M1「Holiday(2021Version)」 (初出 1993 3rd AL「Bitter Sweet Love」)
1995年のリメイクアルバム(?)「mUSICa-holic」にも収録。
「思い切り遊ぼうよ」がライブのオープニングにふさわしいですね。

M2 「夏のページ(2021Version)」(初出 1992 2nd AL 「How Zit?」)
自分が29年前に行ったライブでも披露されていました。懐かしい。
一緒に行った妹と、ライブ帰りに「この曲いいねぇ」と言い合いながら帰ったのを思い出します。
今回のインタビューでボーカルの岡田さんは、この曲以外は原曲のキーを維持したけれども、
この曲だけはキーを落として晩夏のような雰囲気を出したかった、とおっしゃってました。
さらっとおっしゃってますが、30年近く前の曲を原曲キーで歌いこなせる歌手の方ってそうそういませんよね。素晴らしい。

M3 「うまく言えないけど(2021Version)」(初出 1994 11th single & 4th AL 「BEYOND THE LIGHT・・・」)
大ヒットした9th SIngle「君だけを見ていた」と同じ年の作品。1994年のシングル3作はどれも神作品ですよね・・・。この曲は友人の持ち歌化していて、自分は歌える機会が少なかった・・・。

M4「逃げたりしない(2021Version)」(初出 1994 10th single & 4th AL 「BEYOND THE LIGHT・・・」)
この曲を当時よくカラオケで歌ってました。自分は若かりし20代の頃でも、2番まではなんとか歌い切れても、そのあとは息切れして苦しかった記憶がありますが、さすが岡田さん、素晴らしく安定した声量と艶やかな歌声。素晴らしいものを序盤から見せていただきました。自分の中ではトゥビコンの曲の中でも上位に入るお気に入り曲。歌詞カード見なくても歌えるほど聴いて歌ってましたが、生で岡田さんの歌を聴いたのは今回初めて。嬉しかった!

M5 「ぎこちないね」 (初出 2021 10th(?) AL 「Paradise in life」)
今回のアルバムの新曲。ToBeサウンドというか、ToBeイズムというか、20年以上経っての新曲なのに、全然違和感なく耳に入ってくるところが素晴らしいとアルバムを聴いて思ってました。ライブでは岡田さんのヴォーカルもさらに進化していて、グルーブ感が増してました。

M6 「手紙」(初出 2021 10th(?) AL 「Paradise in life」)
これも今回のアルバムの新曲。とはいえ、1999年の活動休止直前に作られていた曲と紹介されてます。
「ロングバケーション」など90年代の黄金のドラマ期の担い手で、最近でもNHK連続テレビ小説「半分、青い」などを手がけた脚本家、北川悦吏子さんの作詞で、情景の浮かぶ歌詞の展開がいいです。
2日連続でイベントで聴かせていただいていたにも関わらず、リーダー&キーボードの後藤さんの追加イントロから始まる生演奏をバックにした「手紙」はさらに歌詞が心に届いてきたように感じました。




M7 「君とずっと・・・暮らしたい(2021Version)」(初出 1993 6th Single & 3rd AL 「Bitter Sweet Love」)
この曲、29年前に参加した1992年のクリスマスライブで「未発表の新曲」として演奏されたのを覚えてます。
PVを岩井俊二監督が手がけていて、このPVの岡田さんを見て、TBSのプロデューサーさんが俳優業に誘いをかけて、「もしも願いが叶うなら」のドラマ出演、その挿入歌の「君だけを見ていた」の大ヒットに繋がったと今回のインタビューでもあちこちでお話されてました。

M8 「melody」(初出 1998 16th Single & 7th AL 「Creston Drive」) ※2nd STAGEのみ
8曲目と9曲目の順番が少し自信がないです・・。
1998〜2001年頃は自分は仕事が超ハードで一日16時間くらい働いてました。なので、音楽に触れる時間もほとんどなく、このアルバムもジャケットに見覚えがあるくらいだったのですが、今回ライブ前にサブスクで何度か聴いてみると、ドライブをテーマに爽やかな曲調、でも安心のトゥビコンサウンドという感じで聞き入ってます。自分が聴けていなかったこの頃の曲を生で聴きたかったので、この選曲は嬉しかったです。

M9 「Little prayer for love」(初出 2021 10th(?) AL 「Paradise in life」)
会場全体で手拍子して、軽快なリズムを楽しみながら岡田さんの歌声を聴けました。
日常の何気ない一コマを切り取るような歌詞はToBeの得意分野の一つですよね・・・。

M10「願い」(初出 2021 10th(?) AL 「Paradise in life」)
これもニューアルバムの新曲。自分はこれに一番ハマりました。
メジャーコードのイントロから、マイナーコードの激しいサビまでの疾走感は、自分の好きな「二人の孤独」「RAIN」「愛がまちがえるなんて」「どんな君も愛してる」「KARAMETE...」あたりを現代風に進化させて解釈するとこんな感じになるのかな、と思ってしまいました。
アルバムよりも、ライブの生歌はもっとヘヴィーに歌い上げられていてもうたまりませんでした。
カメラも入っていたように見えましたが、このライブ是非映像化してほしいです。

M11「32°僕にもたれてた」(初出 1993 3rd AL 「Bitter Sweet Love」)
ラストの曲です、というアナウンスとともに演奏されたこの曲、もう驚きました。
新しいアルバムから全曲とあと数曲という情報は得てましたが、まさかこの曲が選ばれるとは。
3rdアルバムのオープニングを飾っていた曲で、お気に入りソングの一つ。しかも会場の盛り上がりもすごかった。そっか、もしかしたら90年代後半のライブでも定番曲だったのかもしれませんね。その頃行けていたら・・・でも、今回聴けたのが幸せです。




En1 「君だけを見ていた(2021Version)」(初出 1994 9th single & 4th AL 「BEYOND THE LIGHT・・・」)
アンコール1曲目は、代表曲「君だけを見ていた」。
2021Versionは、原曲の雰囲気を大切に残しつつ、新しさも感じられてすごく気に入ってます。
実は、僕はこの頃就職試験勉強に毎日18時間くらい明け暮れていて、ドラマとかを見ていなかったので、本屋で立ち読みした「オリコン」でToBeContinuedさんのこの曲が上位に入っていて、「あ、よかった、ようやく大ヒットが出たんだ。遠くからですが、おめでとうございます。」と感慨深く思ったのを覚えてます。
これも2日連続でイベントで聴かせてくださってましたが、生演奏で聴くとさらに感動しました。
しかしそれだけではなく・・・

En2 「君がいたから」 (初出 1991 1st Single & 1st AL 「To Be Continued...」)
すいません、ちょっと涙腺が・・・。
今回は30周年記念アルバム、なのになぜ1stアルバム(自分的にはかなり傑作)から2021Versionが収録されていないのだろうとずっと思っていたのです。
まさかライブの最後にデビュー曲が来るとは・・・。
この曲ももちろん29年前のライブで聴きました。ToBeClips(ビデオクリップ集)でも何度も見ました。
でも、30周年のこの曲は、同じ歌詞でも全く違って聞こえました。
岡田さん、昨日のラジオ収録でも今日のライブでも30年、ただ時が過ぎただけではなくて、みんな頑張ってきたよ、そしてここに集まれたことが素晴らしい、というようなお話をされていて感激したのですが、この曲の歌詞も、まさにそのように聞こえました。
今の岡田さんの声でこの曲に新たな生命を吹き込んだような印象を受けました。




あっという間のステージでした。
ビルボードライブ、これまでにも何度か色々なアーティストのステージを見てますが、会場中に惜しみなく素晴らしい演奏・歌声を響かせられた今日のライブはいつもより会場が小さく見えるくらいでした。
こんな素敵なステージやイベントを成功させていただいたToBeContinuedチームの皆さま、スタッフの皆さま、まさに「夢の続き」を見せてくださって本当にありがとうございました。
自分もみなさまを見習って、今まで以上にお客様に満足いただける仕事に勤しみつつ、またいつか夢の続きを見せていただける日を楽しみにしてます。

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