hiro@krathoorm

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1989年のマイベストアルバム。
第一位はスターダストレビューさんの「In the Sun, In the Shade」です。

スターダストレビューさんは、1981年シングル「シュガーはお年頃」でデビュー。
このアルバムは7枚目のオリジナルアルバムで、
前作の「RENDEZ-VOUS」に続く夏の爽やかなアルバムです。
僕がスターダストレビューを初めて聴いたのは、
確かラジオで流れていた「1%の物語」(1986年のアルバム「VOICE」収録)だったかな。
この頃のスタレビは、「夢伝説」「今夜だけきっと」という隠れた名曲はありながら、
世間的な認知度は決して高くなかったものの、
ライブでの動員数は凄いものがあり、
また、浅野温子さんのCMソングなどを手がけるなど注目されていた存在ではありました。
この「In the Sun, In the Shade」は彼らの初のオリコンウイークリーTOP10入り
(しかも5位)という快挙を果たしたアルバムでもあります。
(翌年の初のフルベスト「BEST WISHES」がいきなり2位でびっくりしましたが)

ちょうど自転車旅をしながら聴いていたアルバムなので、
1曲目のイントロは、早朝の国道を走る記憶、
3曲目のギターとドラムのリズムはまさしく列車のように走るイメージ、
と細かい音まで思い出が詰まったアルバムです。
キーボードの三谷さんのメインヴォーカル曲「Triste」も
暑い夏の清涼剤のような刺激がいいし、
のちのライブでガラッとアレンジを変えて披露された「Endless Dream」も
名曲だなぁ。
かくれんぼで駆け回っているような、軽快な「ラビリンス・サスペンス」、
最後のタイトル曲は、夏の雲の流れをそのまま歌にしたような曲、
とまさしく、僕にとっての1989年のベストアルバムです!

スターダストレビューさんは、その後
1992年のシングル「追憶」のスマッシュヒット、
そして1993年の「木蘭の涙」がカラオケなどで大ヒットになり、
さらに認知度が高まりました。
個人的には、1994年にキーボードの三谷泰弘さんが脱退されて
少し離れてしまったのですが、
その後も、ライブを中心に活動されていて、
先月24枚目となるオリジナルアルバム「年中模索」も発表されてます。

記事を書きながら、
彼らの楽しくて、乗れて、泣けるライブ、
また行きたくなってきました。



ここまで10枚+のアルバムをご紹介しましたが、
お付き合いくださりありがとうございました。
またご来店の際にでも、皆様のオススメアルバムも
年代を問わずお聞かせくださいね。
楽しみにしております。


スターダスト・レビュー「In the Sun, In the Shade」 (1989.7.10発売)

1 Brand-New Wind
2 夏のシルエット
3 月光列車 (ムーンライト・ロコモーション)
4 Be My Lady
5 Triste
6 Northern Lights -輝く君に-
7 Endless Dream
8 夏の女王 (Dedicated to Esther Williams)
9 ラビリンス・サスペンス
10 In The Sun, In The Shade
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