ヒロット その2 ~至福のひととき

フィリピンの伝統マッサージ ヒロットの体験レポート
続いては、夜の部です。
夜の部は、高級ホテルのSPAで予約しました。
昼の部の4倍くらいの値段でしたが、
それでも、日本円で税サ込で90分8500円くらいなので、
ホテルランクを考えれば激安です。
(同じ系列の東京のホテルだと4万円弱くらい)

しかし、ホテルもまだオープンして1年経ったくらいで、
まず施術環境が豪華で清潔感も高く、
リラックス度合いも上がります。
そして、女性の施術者の方にも関わらず、
着替えのロッカーに通常用意されている
紙のショーツなどが見当たらない。
裸のままでいいのかなーと聞いてみると、
大丈夫な様子。
高級SPAで女性の施術だとなかなか裸ではしてもらえないのですが、
この辺りからこだわりを感じられて期待が持てます!
そして施術に。
最初に砂(?)が入った竹の棒で水の音を演出するなど面白いスタート。
ファーストタッチから、あ、これは期待できる!と感じました。
僕は普段、できるだけ男性の施術者を指名するのですが、
なかなか高級SPAにはおられません。
なぜ男性施術者かというと、
手の温かさや、指の太さなど、
その方がいいタッチの方に巡り会える可能性が高くなるからです。
これは、昔タイで技術取得していた時も、
「本当にマッサージの好きなお客さんは男性を指名するもの」
と先生がおっしゃっていたくらいです。
しかし、この時の女性の施術者のタッチは、女性でも非常に気持ちのいい感触。
そう、まさしく肌が合うのです。
施術のスピードも、圧も、ポイントも、なかなか巡り会えない、
まさしく「ちょうどいい」ものでした。
施術自体も、腰や太ももの裏など、
僕が普段凝りやすい部分をしっかりと押さえたもので、
また、昼の部と同じくバナナの葉っぱを背中に乗せるのですが、
その取り扱いにはかなりの工夫が見られ、
さすがだなぁ、と感心しました。
さて、ヒロットそのものですが、
バナナの葉っぱを背中に乗せるのは斬新でしたが、
施術自体は正直オイルマッサージと何が違うのかは
よくわかりませんでした。
これは、数年前にハワイでロミロミを受けたときにも感じましたが、
施術の組み立てなどに思想はいろいろあるのでしょうが、
技術的には、オイルを使用する施術である、
・ディープティッシュマッサージ
・スエディッシュマッサージ
・リンパドレナージュ
・ロミロミ
・タイ式オイル
・エサレン
・バリニーズ
そして今回のヒロット
・・・などなど、どれも100%他の施術と違うものではなく、
その技は結構重なる部分があるかなーと感じます。
そんな中でも、お客様に気持ちよくなっていただける技を
いろいろ組み合わせてできればいいなぁと
感じた施術体験でした。