hiro@krathoorm

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マニラでは、フィリピンの伝統のマッサージである
「ヒロット」というマッサージを受けてきました。
事前に調べていたのは、背中にバナナの皮を並べて、
健康状態をチェックして、
ココナッツオイルを使ってマッサージをするというもの。

今回は1日で昼と夜に一回ずつ受けるという
一見贅沢、しかしやや体にはきつい、でも勉強になる日程でしたが・・・。

まず、昼の部。
とある地元で評判の良い、小規模なお店にお邪魔しました。

数日前に予約した際に、
ビルの入り口でIDの提示が必要と注意喚起いただいたので、
IDってことはパスポートを見せるのかと思ったものの、
念の為、「IDってパスポートが必要なのですね」
と確認すると、
パスポートでなくて、スーパーの会員証でもなんでも大丈夫とのお話。

とはいえ、ローマ字で名前の入ったスーパーの会員証などなかなかなく、
まあ、提示だけなら銀行のキャッシュカードくらいで大丈夫か、と
持参したのですが、なんと、ビルの入り口で提示、ではなくて、
一旦預かる方式。
いやいや、最初からちょっと不安です。
もう少し丁寧に説明して欲しかったところ。
これを店のスタッフに言っても、大丈夫、だけで・・・。


程なく施術室へ案内。
特にシャワーの案内などもなく、
ベッドに置かれた短パンを履いて、うつ伏せからの施術。
短パン、太ももの部分が長めで、僕のように太い太ももの客には、
オイルを塗るときに裾を上げることができなくて、
太ももの施術多分半分くらいまでしかできないのでは・・・。
と思っていたら、やはり、太ももの下1/3くらいまでしかできない・・・。

施術全体も、背中も脚も腕も、
強さが強すぎることはないのですが、なぜかすごく痛い。
決して下手な施術ではなく、手つきは慣れておられて、
そこそこの熟練度を感じるのですが・・・。
そう、僕の体の筋肉と施術ポイントがあってないのです。

なんだか痛い印象しか残らない昼の部になってしまいました。

おそらくこの施術者の方と僕の体が「合わない」のだと感じました。
気持ちのいい施術に必要なのは、

・圧の的確さ
・施術ポイントの正確さ
・施術者のスキル
・室温・湿度・音楽・静寂などの施術環境
・お客様の主訴(一番疲れているところ、や、やってほしくないところなど)に沿っているか
・肌が合う(タッチが合う)か
・施術者とお客様との信頼関係を構築できるか
 (身体を任せられる関係になれるかどうか)

などがあると思いますが、
今回は、施術者のスキルがあっても、
他の要素が揃わないと、満足いかないんだなーと
非常に勉強になったセッションになりました。
自分自身の施術がこんな風になっていないか、
少し不安になりましたが・・・
みなさま、普段の施術、大丈夫でしょうか?
もし同じように感じられることがあれば、
遠慮なくお伝えくださいね。

次は、夜の部。
これはかなりいい経験になりましたが、
次回に続きます。

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